佐々木恒雄展「本日ノ庭」/揺れる。

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一昨日、テンポラリースペースにて、
佐々木恒雄さんの個展「本日ノ庭」最終日。
佐々木さんとその作品は、
1月に開かれたチQさんとのふたり展「ランド!ホップする時」でも拝見したけれど、
あのときは、壁一面にびっしりと絵が貼られていて
(ライブで即興で描かれたのだとおっしゃっていた)、
頭上の2階では製作をされていたし、ものすごくパワフルな方だなあという印象を持った。
今回は、ギャラリーに入ってすぐのセンターの壁に、
大きな、深い蒼の絵があって、どっしりと人間のような風格があって、
(オーナーの中森さんいわくオホーツクの海)落ち着いていた。
そこで記念写真を撮る賑やかな来訪者たちを、不思議な気持ちでそっと観察(コラ)。
絵も、その光景も、“結婚”や“旅立ち”という言葉に重なって見えた。
14日は、佐々木さんの結婚式だったのだ。
夫婦で札幌を離れ、これから網走での生活がスタートするそうだ。
佐々木さんのお姿も、作品も、凛と見えた。
個人的に惹かれた作品は、黄色い背景に、首にマフラー(かな?)を巻いた人物が
こちらを振り返って見つめる絵。人物の脇に出現する小さな四角い出口(もしくは入り口)。
人物は、その突破口を抜けていくのだろうか。想像力を掻き立てられる作品だった。
それは画家自身に重なるイメージ。
思うままを書きつけると、
人物の頬が赤く染まっており、マフラーをしているということはやはり寒い(=寂しい)のだし、しかもバナナの皮(あの黄色はその熟した果物に見えたのだ、ごめんなさい)のような世界に内包されている。けれども、そこに通れるか否かというほどの小さな突破口が現れた。明るい黄色の世界から覗けば、その向こう側はとても薄暗く、よく見えない。それでも、人物はそこへ歩いていく決意を固めているようだ。

いやはや、これでは勝手な創作である。

無事、第一志望の大学に合格したIさんと、喫茶室でお話する。
北海道を旅立つIさんが、これから目にするもの、感じること、
それらをどう受けとめていくか、とても楽しみ。本当におめでとうございます。
受験、人生の先輩、いえ、師匠として仰ぎます!
私、もう頑張らなくては……ね汗。
中森さんから「集中力があるから大丈夫だろ」と励まされて、
とても嬉しいのだけれど、あまり心当たりがない。そ、それ誰ですか汗。

中森さんの「個」の話に納得した。
最近気になっていたことだ。
「我」と「個」を見定める力を養いたい。もちろん自分をその目で厳しく批評するために。

写真家のKさんに、本作りの心構えなどをお聞きする。
17歳に対して自身のお仕事や経験を、
あそこまで真剣に熱く語ってくださる方はなかなかいらっしゃらないと思う。
心から感謝。ありがとうございます。出版も頑張ろう。(あー、、、一体)

テンポラリースペースを出たのち、Iさんとも別れて、
待たせていた人に会い、渡すものを渡して、返されるものを返され、(取引?)帰宅。
妙な表現だが、こうとしか言いようがない。
揺れる。



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by moonpower0723 | 2009-03-17 22:34 | 美術部の人々、札幌アート

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by moonpower0723