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痛みが美に変わる時 画家・松井冬子


最近、画家の松井冬子さんが気になっています。
存在を知ったのは9月。
朝日新聞のおすすめ新刊で画集が、絵の写真つきで紹介されていました。
自らの臓器を露にした女のひとの絵です。
初見は気持ち悪い!と同時に
目が釘付けになるような、美しさを感じました。
そして忘れがたい印象を残したのです。
次に見たのは「美術手帖」でした。
着物姿の松井さんのグラビアページを見て
「なんで女優さんが『美術手帖』に載っているのだろう」
と思ってしまいましたが、
すぐに朝日新聞に紹介されてた人、と気づきました。
あの顔立ちと、絵のギャップに最初は驚いてしまいました。

6月に録画してすっかり忘れていたNHK番組(ETV特集)を数日前再生してみました。
「痛みが美に変わる時」というタイトルに惹かれて録画していたのですが、
字幕で表示された番組名は
「痛みが美に変わる時~画家・松井冬子の世界~」でした。
6月の私は、松井さんの存在を知りませんでしたが、
どういうわけかその痛みを嗅ぎつけていたようです。
NHKはじっくり撮っていて好き。
「絵を描いてなかったら?死んでましたね、自殺です」「よい作品ができたときが幸せ」
迷いなく話す松井さんの姿。
その堂々とした声も、まなざしも、積み重なった痛みが成した美ではないでしょうか。
「作品がすべて」他人にはっきりとそう言いきれるには、
私はまだ何もかも足りません。確信があったとしても、やはり恥ずかしいのです。

前はYouTubeにあったみたいだけれど、もう削除されていました。
でも、番組の核であった上野千鶴子さんとの対談を発見。必見です。

松井冬子×上野千鶴子 1/2 
http://jp.youtube.com/watch?v=foHE_sCh-Hw



松井冬子×上野千鶴子 2/2
http://jp.youtube.com/watch?v=XSE8xa-JdJg

また、番組内では布施英利さんとも対談していました↓
http://jp.youtube.com/watch?v=j0g7Bp0ANn4


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by moonpower0723 | 2008-10-25 23:31 | 美術部の人々、札幌アート

文学少女は詩人をめざす


by moonpower0723