浮いた時間その3/アフンルパルex.
2008年 08月 11日
予備校が終わったのが3時、「アフンルパルex.」(“書肆吉成”主催のイベント)開始が6時半から。……浮いた時間の使い方を考えるのが楽しくなってきた笑。
最近行っていなかった本屋を偵察。ずっと楽しみにしていた「文学賞メッタ斬り! 2008年版」をよむよむ。桜庭一樹さんと川上未映子さん、べた褒めされてる!中原昌也被害者の会……真相はそうだったのか!わくわく。オジサンから「本棚」(ヒヨコ舎刊。作家の本棚を写真も交えながら紹介する)をいただいていたので、石田衣良さんの本棚についてのトークに思わず吹き出してしまった。芥川・直木賞受賞レポートも!有名な写真家さんが川上さんを撮影した媒体を暴露。いいじゃん、私は「早稲田文學」好きだもの笑。
「ユリイカ」のバックナンバーをよむよむ。思潮社と書肆山田と七月堂の人が対談ってなかなかないよね。
ブックカフェでケーキ(ムフッ)を食べる。至福じゃー。そこで数学の宿題(最近持ち歩いてる汗)をやって、本屋を出た。
このまま行けば間に合うはずだが、さすがは方向音痴(o^∀^o)地図なんて役に立たない笑。あまりに挙動不審だったせいか、スーツの男の人に「どうしました」と話しかけられる。だいたいあっち側……ときいた方向を進む。進みすぎてまた迷う。ローソンの店員さんに道を尋ねて、ようやくイベント会場に到着。し、7時近いじゃないか笑。
「アフンルパルex.」自体は露口啓二さんの写真展にまつわるイベントだ。
雑誌「アフンルパル通信」(書肆吉成刊)に何らかのかたち(まだ秘密!)で関わらせていただくこと、書肆吉成さんに個人誌「月光 創刊号」の委託販売をお願いしていることもあり、今回のイベントのお誘いをいただいた。
私が到着したときは、写真家の露口啓二さんと批評家の倉石信乃さんのトークイベントの最中。写真のことはよくわからないけれど、「“意味”を消す。被写体の“意味”を宙吊りにする」「撮影者の存在を消したい」というお話が印象に残った。後者はあらゆる表現に言えるお話だと思う。前に作家の三崎亜記さんが、それに近いことをおっしゃっていた。露口さんの写真は一見ただの風景を撮っているようにも思える。だが、不思議な空気感が漂っている。変に奇をてらった写真よりもずっと超然として見えるのだ。また違う写真では獣としての目を感じた。草に分け入る、鋭いまなざし……。トークの後、お客さんから熱い質問が続出して圧倒された。。
吉成さんから、「月光 創刊号」を紹介してもらえて、とても嬉しかった。誰も私が書いたとは知らないのに、ちょっと恥ずかしかったぁ。ありがとうございました。
紹介が終わると8時半をまわっていたので、急いで吉成さんに「さようなら」の挨拶をしにいくと、すでに「月光」を買っていかれる方がいらっしゃいった!ありがとうございます。ありがとうございます。
あぁ、その方々が帰りの地下鉄の中で「月光」を開いて、心臓マヒにおちいらないことを祈るばかり。特に男性の方……。
と、とにかく嬉しい(汗)。残り少ないようなので、さらに8部吉成さんにお渡しした。よろしくお願いします。
帰りは嘘みたいにあっという間に駅に到着。10分で着く道のりだったのか汗。
「月光 創刊号」、注文販売準備、遅くてごめんなさい。近日、口座の準備が整いましたら、すぐにお知らせします。製本は頼まれたその都度行っている状況です。
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by moonpower0723
| 2008-08-11 22:55
| わたし