第5回詩のボクシング北海道大会レポートその1
2007年 07月 03日
昨日は疲れがでて、パソコンを開く気にとてもなれませんでした。
今日も同じような感じなのですが、レポートとして早く皆さんにお伝えしたくて、書いております^^
わざわざ見に来てくださった○○さん、差し入れも本当に嬉しかったです。写真もきょうちゃんと届きました。ありがとうございました!
一昨日、7月1日(日)、上湧別町文化センターTOMで、
第5回詩のボクシング北海道大会が行われました。私があまりに緊張していなかった(バナナボートのときの方が3倍緊張していましたね汗)ので、そう見えたのかもしれませんが、
選手の方々の大部分がカチンコチンでした。
他の選手の朗読に爆笑したり、我を忘れて聞き入っていたのですが、選手席を見回すと、そんなに激しく反応している選手は私くらいなのでした。ちょっと恥ずかしかったです。
大会開始直前に、控え室に選手の方々が集められ、一回戦の対戦相手をくじで決定しました。
棄権した選手の空きが出たため、抽選の結果SATSUKI・Kさんが出場することとなりました。
私の対戦相手は平間哲治選手。
「緊張しますね……」と言葉通りかなり緊張したご様子。
「そうですね!!」と元気に同調しつつ「早くリングが見たい!」となぜかはしゃいでいた私でした。
大会の開始とともに、選手入場、です。
荷物をもったままだったので、体勢がとりずらかったです笑。
お客さんは、予想以上とも予想以下ともいえない人数。客観的に見ればガラガラなのかも。。。去年よりは少ないみたいですね。
ライトアップされたリングにまた興奮しました。今から思い返すと本当にはしゃぎすぎでした。
あんなに始終お行儀悪くて(もしかしたら叱られていたのかもしれないけれど、私が気づいていなかっただけかもしれないけれど汗)よく叱られなかったと思います。
心に残った試合をピックアップ。
楠さんが、負けた選手ほど心に残るとおっしゃっていたが、まさにそのようです。
一回戦、第一試合は
is選手 VS 佐々木克昌選手
is選手の朗読は、味のある言葉をあちらこちらから引き出してきたよう。
しかし、一番最初の朗読だったため、観客にはうまく届かなかったようです。
佐々木選手の朗読は、激しい。もう、最初から激しい。
某新聞社で働いていて、見かけはとてもおだやかそうなのに、
なんだかあのエネルギーにとても圧倒されました。内容はメタボリックな自分の御腹をへこますため、必死でテレビの前で身体を動かすというもの。
結果は、2-5で、佐々木選手の勝利。
第二試合は
西村耕司選手 VS 桑島はづき選手
先攻は西村選手。
高校の校長先生としてのキャラクターを生かし、その経験を朗読。
見た目もいかにも校長先生、といった感じで、存在感にも凄みがありました。
対する桑島はづき選手は
“道端で真っ白すぎるティッシュを差し出す天使”をモチーフとした作品を朗読。
途中、声がくぐもりそうになるのが危ういものの、詩的な世界観が垣間見えて心地よかったです。
結果は4-3、接戦で西村選手の勝利となりました。
第三試合は
タンポポ選手 VS 岩崎圭司選手
タンポポ選手は、図書館で、とにかく一生懸命本を読む詩を朗読。
実はいま思い返してみて、一番心に残っているのがこの朗読なのです。
活字の奥にあるものにまで、必死に目をこらすタンポポ選手の姿がとても眩しく感じられました。
対する岩崎選手は、、、、何読んでいらっしゃったか忘れました汗。
今回は試合結果以外、メモをとらなかったので、自分の記憶だけでレポートを書いているのですが、思い出せません。すみません。彼の詩は技巧的で、テキストとしても朗読としても好き嫌いがでるような気がいたします。けれども、観客を楽しませるのに非常に長けていると感じました。
結果は、1-6で岩崎選手の勝ち。
第四試合は
馬場めぐみ選手 VS おがわゆきこ選手
馬場めぐみ選手は予選会で朗読を聴いて以来、あのりんとした姿がとても印象強かったです。
ただ、彼女独特の原石のようなことばを、中学校の教師や町民の方が中心となった審査員に、うまく届けられるのかは難しいところ。
対するおがわ選手は、ほのぼのとした日常を描く。
あたたかみのある声、とても聞き取りやすかったです。
結果は1-6でおがわ選手の勝利。
個人的に馬場選手が一回戦で敗退したのはすごくすごく残念でした。
第五試合は
平間哲治選手 VS 文月悠光選手
って私だよッ汗
先攻の平間選手はバーデンダーさながらに、さまざまなお客さんにカクテルをつくるという作品。発想は面白いのですが、バーデンダーのイメージがうまく伝わってこなかったので残念でした。
私はおなじみ「天井観測」を朗読。これを朗読するとテンション上がるので、
本当に助けられています。これからもいろんなところで読みますきっと汗。
声が序盤で二度裏返り(しかも一回目は題名で汗)、内心焦りましたが「まあいいや」と。。。
正直これは伝えたいという気持ちをことばにのせる余裕がないまま終了してしまいました。
結果、0-7私が勝ち上がりました。
次も読めるんだッ♥(^◇^)
(一回戦以降、私は先攻になり、正直まずいなぁ、、、という感じでした。後攻の方が有利です、いろんな意味で)
第六試合
砂山うい選手 VS 八巻彩也香選手
砂山選手は、予選で発表した広島の原爆にかんする作品を再び朗読。
ゆっくりとした語り口調と、伝えたいという気持ちが前面にでているようで、
好感がもてました。
八巻選手は高校生。西村選手が校長を務めている高校の生徒なのだそう。
キリンの模様の中に見出す発見。ことばの選び方がとてもうまいと感じました。
結果は4-3で砂山選手の勝ち。
飛ばして第七試合
浦田俊哉選手 VS SATSUKI・K選手
浦田選手、前回の全国大会で北海道代表選手のひとりとして出場し、見事ベスト4に輝いた方。
浦田選手だ。。。テレビとおんなじだ。。。
そんな風に見てしまった感がありました^^;
何度も何度も視聴し続けてきた昨年の全国大会の番組。
抱いていた憧れのひとつとして浦田選手が私の中にいらっしゃったようです。
SATSUKI・K選手は、飛び入り同然の状況でも、臨機応変に朗読。
以前、別の朗読会でも発表していた、白い太陽を描いた幼稚園児の詩です。
浦田選手相手に、精一杯の力を出していて、その姿が響いてきました。
結果は7-0で、浦田選手の勝ち。
その2につづく。
高校生大会出場にあたって、
本名出てしまうのは、もう仕方ないですね。。。
前例に無いみたいだし。
なんだかなー高校生大会。
でも精一杯がんばりますわ!
んでもって、大問題発生。
高校生「詩のボクシング」全国大会、
まんま、模試とかぶってるんですけどー(-""-;)
11月3日は文化の日なんだから、
文化的なオベンキョしましょうよ、先生!!!沈
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by moonpower0723
| 2007-07-03 21:37
| 詩のボクシング