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【お知らせ】新詩集『わたしたちの猫』発売になりました!/『洗礼ダイアリー』書評&著者インタビュー/ニッポン放送出演/イベント日誌

【新刊】第3詩集『わたしたちの猫』が
ナナロク社より刊行されました!

文月悠光、3年ぶりの新詩集は、わたしたちの恋の物語。

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『わたしたちの猫』(ナナロク社)

人の心には一匹の猫がいて、
そのもらい手を絶えず探している。

自分で自分を飼いならすのは
ひどく難しいから、
だれもが尻尾を丸め、
人のふりして暮らしている。
(詩「わたしたちの猫」より)

18歳で中原中也賞を受賞し、以降、活躍の場を広げ続ける詩人・文月悠光。
初エッセイ『洗礼ダイアリー』も話題の詩人が、詩の舞台で放つのは、恋にまつわる26編の物語。

帯文・書き下ろしエッセイ:雨宮まみ
ブックデザイン :名久井直子

※Amazonでは10月31日より発売。書店には11月初旬より順次並びます。
取次を通してこれから届く本屋さんもあります。お店に在庫がない場合は、是非お取り寄せください。

ネットではAmazon、ナナロク社のホームページよりご注文できます。
▶︎ナナロク社ホームページ(サイン本も販売中!)
▶︎Amazon

装丁は、名久井直子さんに手がけていただきました。
手を重ね合わせているような軽さと温かみが素晴らしく、
表紙の色合い、佇まいも美しい一冊です。

雨宮まみさんに鮮烈な帯文と、推薦のエッセイを書き下ろしていただきました。
こちらのページにて雨宮さんのエッセイを公開しております↓↓

▶︎『わたしたちの猫』収録作の一部は、noteでも公開中です
ご購入は、Amazonからでも嬉しいですし、
新宿東口の紀伊國屋書店でご購入いただくと、売り上げの記録が残るので、より応援につながります(笑)。
お近くの書店の棚にない場合も、ぜひ書店さんにご注文いただけたら嬉しいです!
(部数がそれほど多くないため、地方の書店までは行き渡らないかと)。
待っていても入荷されず、増刷もなく(その先は闇)……かもしれません。なにとぞ^^;

↓↓紀伊國屋書店・新宿本店2階にて販売の様子(11月現在)。既刊もたくさん並んでいます◎
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刊行記念の朗読会なども企画中。3年ぶりの新詩集、ぜひお手に取ってくださいね。

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初エッセイ集『洗礼ダイアリー』もポプラ社より発売中です!

『洗礼ダイアリー』の著者インタビュー、
読売新聞、週刊ポスト、婦人公論など各媒体で掲載されています。
まだお手に取っていない方は、エッセイ集にも触れていただければ幸いです。
以下、ウェブで閲覧可能なインタビュー記事です。

・今の世を「若き女性詩人」として生きることの生きづらさ/『洗礼ダイアリー』【前編】 - messy
・「世界の半数、でも社会のマイノリティ」としての女性/『洗礼ダイアリー』【後編】 - messy

・「セクハラ発言が許容される社会へのモヤモヤ」詩人・文月悠光が語る、女性の生きづらさとは

・「洗礼ダイアリー」を書いた 文月悠光(ふづき・ゆみ)さん|北海道新聞

・【著者に訊け】初エッセイ『洗礼ダイアリー』│NEWSポストセブン

11月6日(日)の朝日新聞・読書面にて、
作家の大竹昭子さんによる『洗礼ダイアリー』書評が掲載されました。

こちらで全文読むことができます!
▶︎自意識を振り払う、詩人の挑戦
(書評)『洗礼ダイアリー』 文月悠光〈著〉
『洗礼ダイアリー』の書評は、他にも
東京新聞(評・栗原裕一郎さん)、サンデー毎日(評・武田砂鉄さん)、
日刊ゲンダイ(評・柚木麻子さん)、雑誌「装苑」、「Soup.」、CINRAなどに掲載されました。
著者インタビューは、読売新聞北海道新聞週刊ポスト、婦人公論などに掲載されました。

***

【ラジオ出演】ニッポン放送「ミュ~コミ+プラス
11月1日(火)の回にゲスト出演しました。

ニッポン放送の吉田尚記アナウンサー、声優の田所あずささんと生放送でトーク。
新詩集『わたしたちの猫』についてご感想を伺い、
リスナーの方が投稿された詩について、幾つかコメントしております。
番組サイトにて、出演の模様が詳しく紹介されています。

▶︎詩人がやってきた!文月悠光さんが初登場!!
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-------イベント日誌----------
9月後半~10月は、『洗礼ダイアリー』刊行のタイミングもあり、イベントラッシュでした!
分野も世代も異なる人とたくさんご一緒して、
それぞれの話の進め方、着眼点に膝を打つ場面が多く、とても勉強になりました。

◎9月24日 クロコダイル朗読会 財部鳥子さん、福島泰樹さんと共にメイントーク出演&朗読
世代の離れた大先輩と向き合う。温かさ、まっすぐな厳しさを感じたひとときでした。

◎9月27日 歌人・穂村弘さんとのトークイベント「洗礼前夜のふたり」@新宿・紀伊國屋書店
「世界に裂け目を」与え続ける穂村さんの姿勢に、目が覚める思い。穂村さんの輝く言葉たちに、少しでも追いつくため、精一杯に吸収していくひとときでした。
「中二病エキス」「魂の査定」など、ほむほむワードが続出。楳図かずおさんの『わたしは真悟』について熱く語る場面はうっとりしましたね…。「憧れ」(によって傷つくこと)から逃げてきた自分に喝を入れたい。(トークイベントらしからぬ、トークイベントというか、もはや頭と口で即興パフォーマンスしてる勢いだった…)
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◎10月8日 管啓次郎×文月悠光「さびしさと言葉の光―エイミー・ベンダーに学んだこと」@福岡リシンクブックス
『レモンケーキの独特なさびしさ』刊行記念。エイミー・ベンダーの奇妙な魅力と、骨太な存在感について。 後半は参加者全員に質問を頂き、「詩をどこに見出すか」「文学の役割」「翻訳のつかまえ方」など愉しく語り尽くしました。
福岡に来たのは、丸山豊記念現代詩賞の授賞式以来、6年ぶり。受賞時は18歳…。少しは成長したかなと思いつつ、今月末に出る新詩集『わたしたちの猫』から、詩を一篇朗読しました。 (次の日、福岡の書店さんを8店舗を回って、POPやサイン本をお作りしました。書店員の皆さま、ご協力ありがとうございました!)
10月10日 チョーヒカルさんとのトークイベント「洗礼と閃光世代のわたしたち」@下北沢・本屋B&B
チョーさんに『洗礼ダイアリー』のスクールカーストの話を「好き」と挙げてもらえたのが、同世代ならではの反応で嬉しい。自撮りをする自意識、創作活動をする女性が抱えがちな問題など、自然と『洗礼ダイアリー』にも関係の深い話題に。
ボディペイントの制作では「3割をモデルさんに委ねる」とか。その場で形を変えていく即興性が、通常の絵画とは違う魅力なんだろうな、と。

◎10月15日 谷郁雄さんとのトーク&朗読会「詩人の即興打ち明け話」@森鴎外記念館
谷さんのトーク、学生時代の吉増剛造さんとの出会い、話題のボブ・ディランの歌詞についてなど、盛り沢山の内容でした!

◎10月23日 『洗礼ダイアリー』刊行記念・ミニ朗読会&サイン会@紀伊國屋書店札幌本店
地元札幌での単独イベントで大緊張でしたが、担当編集さんとの裏話トーク、札幌にまつわる詩、エッセイ、新詩集からの朗読など。他の会にはない濃い内容をお届けできたと思います。何より地元で応援してくださり、詩歌にも関心の深い方々の温かさに胸を打たれました。札幌で生まれて書き始めた意義が深いな、と心底実感できたひと時でした。札幌で朗読する機会、増やしていきたいな。
◎10月30日 『洗礼ダイアリー』刊行記念 文月悠光トークイベント ゲスト・田丸雅智さん@渋谷・大盛堂書店渋谷・大盛堂書店
ショートショート作家の田丸雅智さんと、書くこと、教室で教えること、心の穴について📝「トラウマの花」きっかけでお話しされた小学生時代のエピソード、私とは全く違う立場から内省されていて新鮮でした。田丸さん、同じ学校にいても、きっと話さないタイプですが笑、互いの妙な「熱」には気づいてて、目配せ送り合いながら卒業する感じだな、と。
トーク後、新詩集『わたしたちの猫』にもサインをお入れしました。すでに「好きな一節」を持っているお客さんが多くて驚いた。ふるえるほど嬉しかった…!
--------雑記---------

はい、雑記。
新刊買って、イベントもぜひ遊びに来てね~の念を全力で送ります(しつこい笑)。
こんな近い期間に2冊新刊を出すのは初めてのことで、自分でもまだ戸惑いの方が大きいみたい。

あとは、イ・ランのアルバム『神さまごっこ』付属のエッセイ集が
素晴らしすぎてびっくりしたので、みんなに読んでもらえたらなー、ってこと。
(「ケトル」の次号レビューで取り上げると思います⇒取り上げました!)。
もちろん彼女の歌も大好き。邦題「家族を探して」。



――私がなりたいあの家族を探して

by moonpower0723 | 2016-11-13 22:59 | 詩の仕事

文学少女は詩人をめざす


by moonpower0723