ドバイ関連イベント告知/『世界を平和にするためのささやかな提案』にエッセイ執筆
2015年 05月 23日
秘密裏に企画していたドバイのイベント二つ。開催日がいよいよ迫ってきました!
どちらも1度きりの特別なイベントになります。是非お越し下さい◎
●イベントその1
5/31(日)19時より、神楽坂バー10color’sにて
小説家・中島桃果子さんと、
シンガー・熊田千穂さんの〈くまのうたタネ〉vo.4 に出演します!
ドバイの旅をめぐる、お芝居と音楽をお届けします◎
桃果子さん・熊田さんを中心に、スタッフの皆さまと準備を進めているところです。
くまのうたタネvo.4 「キミとボク」—メランコリィクマ子と“ここにある”切符—
ーなにかを無くしたことにまだ慣れないすべての人へー
開場 18:00 1幕開演19:00(2幕/20:30) 休憩あり
¥2,000(WelcomeDrink付)
☆通し演目として上演いたしますが、1幕のみ、2幕のみのご来場もできます。
予約は18時開場時に来られる方のみ承ります。予約先TEL:03-6228-1484(18時以降)
【会場】10color’s/ 神楽坂B3出口を出て神楽坂を上がっていく。
右手にサークルKが見えたら左折。Azuuriを通り過ぎ、小さな小さな十字路をこえてすぐです!
【出演】クマ子…熊田千穗 謎の女主人モリィ…モカティーナ・モカコ 馴染みのピアノ弾き…上山実
【ゲスト】アラビヤを纏ってしまう女、ユヅキ…文月悠光
【スタッフ】装画&装花…近郷画伯 衣装…necomi FOOD監修…カロミロ岡本シェフ(アルティジャーノ)
***
そして、1週間後のこのイベントは文月企画です。心に残るようないい会にします!
●イベントその2
6月7日(日)15時より、下北沢の書店B&Bにて
トークイベント 文月悠光×中島桃果子
1ヶ月のドバイ滞在から帰還した、
文月悠光(詩人)・中島桃果子(小説家)によるトークイベントです。
今年1月から1カ月、アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイに滞在した二人が、
旅にまつわるトークあり、朗読ありの特別な時間をお届けします。
「ドバイってどんな場所?」
「イスラム教徒はどんな風に暮らしてる?」
「お祈りのときは何を考えるの?」
「詩や小説の文化はあるの?」
「中東の女性って実は……?」
素朴な疑問を解きほぐし、 アラブの幸福観、日本との違いについて語ります。
滞在中にはISILによる日本人人質事件が発生し、強い緊張が走りました。
今の時代の「平和」や「幸福」とは何か? 他者と旅することの意味とは?
詩のことば、物語のことばも通して探っていくひとときです。
開催日時 _ 6月7日(日)15:00~17:00 (14:30開場、途中休憩あり)
〈会場〉本屋B&B http://bookandbeer.com/
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order
【★ご予約はこちら!】
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5月26日発売予定の『世界を平和にするためのささやかな提案』
(河出書房新社・14歳の世渡り術)に
エッセイ「ゆるせますか?」を執筆しています。
執筆者22名には、黒柳徹子さん、中川翔子さん、香山リカさん、最果タヒさんら多彩な顔触れ。
ユニークな一冊です。書店で見かけたら、是非!
6月7日(日)のイベントでも、会場のB&Bで扱っていただく予定です。
ドバイから帰国後すぐに依頼をもらったのが、この本の原稿だったんですよね…。
編集者は私が中東地域に行っていたとは知らず、偶然のタイミングでしたが、
向こうで感じ取ったことを原稿にまとめられたので、とても感慨深いです。
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そのほか、幻冬舎plusの連載〈詩人のドバイ感覚紀行〉や、
IROZAウェブマガジンの連載〈色×読書〉も地道に回を重ねています。
ウェブで継続して書いていると、人の反応がダイレクトに伝わってくるので面白い。
無料で読めますので、電車の中や移動時間中にスマホでどうぞ!
【連載コラム】色×読書 第5回「いちばん欲しいもの」が公開されています!語り手は誰に恋をしたのか?エミリー・ディキンソンの詩と共に、尾崎翠の小説「第七官界彷徨」の謎に挑戦します◎⇒https://t.co/N4EnUg4F6O pic.twitter.com/fBlzveQkMI
— 文月悠光 Fuzuki Yumi (@luna_yumi) 2015, 5月 20
昨日の昼に出演したJ-WAVEの番組サイトに、出演時のレポートが載っていました。「誉める」と「褒める」の違い。左から秀島史香さん、山口謠司さん、わたし、小山薫堂さん。http://t.co/BaZGd2qUUV #jwave pic.twitter.com/krornFtZpV
— 文月悠光 Fuzuki Yumi (@luna_yumi) 2015, 5月 6
***雑記***
あさって5月25日から30日、東京を離れて北海道にいます。
札幌に帰省、ではなく、カウパレード・ニセコの滞在制作を行うため。
どうしてか詩人の私にも声がかかり、カウの像に絵を描くことになりました。
はっきり言って絵はあんまり得意じゃないのですが(元美術部…苦笑)、
こもって制作できる機会はなかなか無いので、挑戦することにしました。
アトリエからは羊蹄山が見えるみたい。
画材を引っさげて出かけます。わくわくです。
過去の自分に入り込んでいく作業を重ねています。
とても楽しいけれど、とてもむつかしい。
わたしには見て見ぬふりをしてきたことが多すぎる。
不思議に思ったことを一つ一つ記していきたい。
この数週間で、1、2度お会いしたきりの方が3人亡くなられました。
その中には小説家もいれば、アイドルの女の子もいるのですが、
その人の影を求めるのに、ネットを駆使してしまうのはなぜだろう。それしか手段がないのか。
「ご冥福をお祈りいたします」という言葉が「失礼に当たる」のだと指摘されて以来、
なんと言い表せばいいのか分からず、かたちにできない焦りが胸を撫でていきます。
今度こそ、決意表明でもなんでもなく、わたしは書こうと思います。
2年前、3年前の自分を言葉で切り開いていくと、当時の自分の背中が小さく浮かんでくる。歩いているのを追いかけて、よしよし、と撫でてやりたい気持ちになる。今も大した進歩はない。だけども笑ってあげたい。とってもばかで愛おしいから。 pic.twitter.com/9qW1eBdsJg
— 文月悠光 Fuzuki Yumi (@luna_yumi) 2015, 5月 21
by moonpower0723
| 2015-05-23 23:14
| 詩の仕事