花椿7月号巻頭特集に詩/〈紙袋ガール〉モデル参加&アナザーテイク/HEATHAZE連載詩/ポッドキャスト第2回
2013年 06月 13日
星が流れ落ちるときの角度に触れる、透明なスケールで。
「花椿」7月号にて、
ホンマタカシ×ソニア・パークによる
ファッションフォトページに詩を執筆しました。
詩が掲載されているのは、写真家のホンマタカシさんと
スタイリストのソニア・パークさんによる巻頭特集「shima shima rhapsody」内です。
「花椿」7月号のテーマは「かなでる」。そしてボーダー(縞模様)。
そのキーワードを手がかりに詩を紡ぎました。
写真と詩のことばの響き合いをお楽しみください。
→「花椿」を入手可能なお店の一覧。
7月号表紙。
Photo&Paint、Stylingの次に「Poem/Yumi Fuzuki」の文字が…!うれしい(*´`*)
◎CINRA.NETのニュースでも触れられています!
→『花椿』7月号にホンマタカシ×ソニア・パークが紡ぐ物語、穂村弘×松田青子対談も
写真家のホンマタカシとスタイリストのソニア・パークによる特集記事が、資生堂の企業文化誌『花椿』7月号に掲載されている。
「かなでる」がテーマの同誌の巻頭特集には、瀬戸内にある香川・小豆島を舞台にした少女の物語「shima shima rhapsody」を掲載。ソニア・パークがスタイリングを手掛けた少女が島の名所を巡る様子を、ホンマタカシによる色鮮やかな写真と詩人の文月悠光による言葉で紹介している。
WEBで読める撮影こぼれ話〈ハナツブヤキ〉も素敵です。
同誌には、穂村弘さんと松田青子さんの対談も!
おふたりとも大好きな書き手です。アラーキー撮影の対談写真、いつもクール。
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「PHPスペシャル」7月号巻頭の
谷川夢佳×taki* corporation〈紙袋ガール〉に
ゲストモデルとして登場しております。
(↑ 大滝央子さんのツイート写真より)
〈紙袋ガール〉とは……
女子クリエイターをゲストモデルに迎え、そのイメージを
紙袋やスタイリング、テキストでビジュアライズする企画。
昨年のシブカル祭にも出品されていました。
今回は、ペガサスの紙袋を中心にしたページになっております。
紙袋のテーマはモデルによって変わるそうで楽しみにしていたのですが、
「ペガサス」とお知らせいただいたときは、ちょっと驚きました。
凛々しくて神秘的な感じがしますよね、笑←
宮坂区民センター敷地内の展示車両内にて撮影。
電車のシートで寝ころぶなんて、普段は中々できません。
本誌では、谷川夢佳さんの詩と共に掲載されています。
普段は自分が写真などに言葉を与える側なので、それも新鮮な感覚でした。
●スタイリング+テキスト:谷川夢佳さん
●紙袋+デザイン:大滝由子さん
●写真:大滝央子さん
●ヘアメイク:Waka.さん
全国の書店・コンビニにて、ご覧いただければ嬉しいです。
→http://www.php.co.jp/magazine/phpsp/
記事の終わりに、アナザーテイクを載せます。
ぜひご覧になってみてください(本誌とは別の写真です)。
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ウェブマガジン「HEATHAZE」での
福間健二さんとのリレー詩連載〈POETRY FOR LIFE〉
第10回「逃走記」が更新されました。
福間さんの詩句を織り込みながら、私自身の実感を紡ぎだしたつもりです。
編集長の福さんからは
「ミステリアスでファンタジックで、とても好きです。映画にできそう!」
というコメントをいただきました^^
福間さん監督の映画『あるいは佐々木ユキ』の映像美を意識して書いたので、
イメージがより広がったのかもしれません。
お読みになる方は、こちらからどうぞ
実は福間さんの回を含め、連載はあと2回で一旦終了してしまうのです><
最後までぜひ見届けてくださいね!
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所属事務所エッグコアのチャンネルにて、
ポッドキャスト第2回配信中です!
小林栄介さんとのトークが配信されています。
詩の話題から少し離れてみよう、という小林さんの提案を受け、
第2回はアイドルやテレビの在り方についてお話ししています
(私でいいのかなあと思いつつ、ゆるゆると)。
こちらからお聴きください。
詩の世界についてお話しした第1回はこちらからどうぞ。
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以下、「PHPスペシャル」7月号〈紙袋ガール〉アナザーテイクを何枚か。。
駅までぼうっと。 ペガサスの背中。
角が生えています。 隠しきれない。
衣装、3パターンで撮影しました。 ちょっと怒りんぼな表情?
電車で踊っても怒られないの。快感を覚えました笑。
後ろ、左から大滝央子さん、Waka.さん、谷川夢佳さん、大滝由子さん。
賑やかで、とても楽しい撮影でした。
皆さま、ありがとうございました!
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雨はけだるい愛をはこぶの。
昨夜、わたしは確かに愛し合っていたんだ
誰かと 夢の中で。
その記憶がゆるやかにこの身を取り巻いて、離れなかった……
梅雨の日の昼下がり。
あの人の包むようなまなざしをまだ肌に感じているのに。
あの人はわたしと寝なかったわ。キスもしなかった。
ベッドになんか入らずとも
ただ腕をひかれただけでわかったの、
わたしはこの人と愛し合うんだ、って。
***
だれかをはっきりと軽蔑するたび、
自分に嫉妬という感情があることをおもいだす。
1年半前は、嫉妬なんて知らなかった。
追いつきたいと思う人がいなかった。
嫉妬。そんなものあるのだろうか、
あるとしたら
浅ましい、と疎んでさえいたのに。
鏡よ!
この壁は突き抜けなくちゃ、意味がないのよ。
by moonpower0723
| 2013-06-13 23:46
| 詩の仕事