早稲田繊維研究会 ことばのシャツ展/詩手帖・花椿賞エッセイ/Nコン楽譜/すばる書評/ユキ再上映/4年生
2013年 04月 06日
まぶたを閉ざそうとする手のひらの存在を いつしか知っていた。
文月悠光×早稲田大学繊維研究会
「ことばのシャツ」展を02カフェ(西早稲田)にて
4月22日(月)-27日(土)開催いたします。
早稲田大学繊維研究会の皆さまとのコラボレーションの展示です。
私の詩句から、繊維研究会の方にシャツを制作していただき、
そのシャツを受けて私が詩を書き下ろしました。
「ことばのシャツ」展
2013年4月22日(月)-27日(土)
月 - 金 11:30 - 20:00(L.O. 19:00)
土 11:30 - 16:00(L.O. 15:30)
※24日(水)18時以降、26日(金)18時以降は貸し切りにより入店不可
場所 02カフェ(西早稲田)
→MAP →詳しい行き方
(迷った、という声が多いので「詳しい行き方」のご参照をお勧めします)
(東西線早稲田駅から徒歩10分 JR高田馬場駅からは徒歩20分ほど)
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-4-18 稲穂ビル1階
tel:03-6904-2902
トルタバトンテン参加企画です。
会場は、早稲田の学生御用達のおしゃれなカフェです。ぜひいらしてくださいね!
新歓によりお店が貸し切りになることもあるようです。
詳しくは、02カフェのブログにて。
【22日追記。展示の様子】
お店入口
入ってすぐ
シャツの細やかなディテールをぜひ間近に確かめてください。
★以下の日時に在廊しております(文月)。
22日(月)15時~20時
24日(水)13時~16時20分
26日(金)16時半~18時
27日(土)13時~16時
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「現代詩手帖」4月号(発売中)
特集〈現代詩花椿賞、30年〉に
エッセイ「一本の糸」を寄稿しています。
『現代詩花椿賞三十回記念アンソロジー』や、資生堂の活動について書きました。
花椿賞、調べれば調べるほど面白い賞でした!
例えば…選考委員は偶数で、入れ替わり制。多数決ではなく、徹底的な話し合いにより決定。
正に究極の選考形式なんです。
同特集には、資生堂「花椿」編集室へのインタビューや、
資生堂名誉会長・福原義春さんと城戸朱里さんの対談など、充実した内容です。
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「すばる」5月号(4月6日発売)に、川上弘美著
『なめらかで熱くて甘苦しくて』(新潮社)の書評
「生と性を結ぶ」を執筆しました。
性欲の透き通るような淡さと、荒々しさの両方を閉じ込めた短編集です。
川上さんの作品は初期の短編を繰り返し読んでいたので、
この本の世界観にもすっとなじむことができました。
大好きな一冊だったのですが、一つ一つの短篇の味わいが異なり、
どう紹介したらいいのかな、と少し悩む部分もありました。
個人的には「aqua」「terra」「mundus」が好きでした。
読むほどに深まる不思議な一冊です。ぜひお手に取ってみてください!
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第80回NHK全国学校音楽コンクール
課題曲の楽譜とCD、発売中です!
高等学校の課題曲「ここにいる」の作詞を担当いたしました。
楽譜の表紙画は、
タイツブランドtokoneでもお馴染みのイラストレーター・miccaさんが描いています。
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福間健二監督の新作映画『あるいは佐々木ユキ』
2013年4月6日(土)より渋谷アップリンクにて再上映です。
1週目:4月6日〜12日は18:50から、2週目13日〜19日は20:50から上映開始です。
上映後のトークイベントも頻繁に行われます。 詳細はこちら。
1月にポレポレ東中野で上映された作品の、再上映です。お待ちかね。
福間健二さんは、詩集『青い家』で萩原朔太郎賞と藤村記念歴程賞を受賞された詩人さん。
『あるいは佐々木ユキ』、恥ずかしながら文月も出演しております。。
2年前、福間さんの国立のワークショップにお招きいただくなど、
交流があり、その中で決まった出演でした。
【追加】『あるいは佐々木ユキ』出演について、詩作について
ウェブマガジン「HEATHAZE」(4月7日創刊)にて、
インタビューを受けました!→記事はこちら
予告編も素敵。
『あるいは佐々木ユキ』ブログ→http://sasakiyuki.doorblog.jp
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<イベントの報告>
既に終了しましたが、3月中に出演したイベントについて、軽くご報告。
●3月25日(月)文月悠光の朗読ナイト@B&B(下北沢)
会場は下北沢の本屋さんB&B。初めてのひとり朗読会で、いつになく緊張しました。
朗読の他、配布したテキストを元にお客さんに朗読していただくワークショップも行いました。
お客さんと詩を朗読するという、夢が叶いました^^
告知期間が短かったにも関わらず、多くの方にお越しいただき、とても嬉しかったです。
ありがとうございました。
ワークショップ、今後もぜひ企画していきたいと思います。
より気軽に詩に親しんでもらえますように。。
●3月30日(土)詩×寿司@酢飯屋(水道)
春の詩を元に創作寿司を作っていただき、それを朗読と共に楽しもう!というぶっ飛び企画です。
結果、12貫美味しいお寿司が出揃いました。
私は詩「春にひるがえる」「春雷」をお寿司にしていただきました。
酢飯屋の岡田大介さんの手により、詩の世界が見事お寿司に落とし込まれました。
お寿司について解説もしていただきましたが、言葉の汲み取り方が本当に素晴らしかったです。
他の詩は萩原朔太郎、吉原幸子、吉野弘、まど・みちお、谷川俊太郎、岸田衿子、ディキンソンなど、
古今東西の新旧名作ぞろいでした。
お寿司の写真は、詩×のサイトにて発表していく予定です。
http://shikakeru.net/
●3月31日(日)ポエガール主義@6次元(荻窪)
しらくまいく子さんの映像に寄せて書いた詩「ごめんね」を朗読。
谷郁雄さん、田中庸介さん、暁方ミセイさんに久々にお会いでき、
また皆さんの朗読も聴くことができて、嬉しいひとときでした。
三角みづ紀さん(詩)×しらくまいく子さん(映像)のオープニング、迫力満点。
会場の空気を一気に詩に染めていました。
(三角さんのブログにて観ることができます→こちら)
後半はオープンマイク。たくさんの方に朗読を披露していただきました。
和やかでよい雰囲気のイベントだったと思います。ありがとうございました。
(大学の同じゼミの女の子がオープンマイクに参加してくれました。
詩を朗読するのは初めてだったとか。何より幸せな気持ちになります。ありがとう)
★ウェブでは、ポエガールの文通も行っています!
メンバーは、しらくまいく子さん、三角みづ紀さん、暁方ミセイさん、谷川夢佳さんと私。
http://poe-girl.tumblr.com/poegirl
(札幌の雪や、装丁のことについて書きました。楽しんでお読みいただければ嬉しいです)
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無事、大学4年になりました。
先日6次元で谷郁雄さんにお会いしたとき、
「もう4年生になったの!まだ2年生位かと思った」と頻りに驚かれたのですが、
私自身もそのような気持ちでいっぱいです。
本当に早いものです。
周囲には就活の内定が出た友人もちらほらと。
私もいい加減、進路を定めなくては。
どれを選んだとしても「間違い」ではないのだ。
東京に出て、4度目の春。
高校時代の3年間と
同じだけの月日がまた過ぎたのだな。
上京したての時の気負いは幾分薄れたけれど、
私にはまだ熱がある。
地に足つけて、挑んでいきたい。
光で身体は塗り替えられる。
横顔の美しい人に未だ焦がれつづけている。
by moonpower0723
| 2013-04-06 12:08
| 詩の仕事