めざせ全力投球/雑誌「広告」に詩/北海道新聞夕刊に詩・エッセイ/笹井宏之『えーえんとくちから』書評
2011年 03月 22日
震災の不安もまだまだ色濃く残っておりますが、
これまで通り、ブログにて掲載告知、日々の報告などをさせていただきます。
非常にもどかしくも思っています。
わたしはわたしのできることを……。
これからも仕事や学校、あたらしい出会いなどから
多くのことを学び取っていきたいです。
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雑誌「広告」4月号に詩「青い名前」を執筆しました。
雑誌の特集は「いま求められる『わかりやすさ』ってなんだろう?」。
今回書いた詩は
「問題:あなたの考える『正義』とは何ですか?
わかりやすく説明(あるいは表現)してください」
という質問への回答として執筆しました。
私のほかに、蛭子能収さん(漫画家)、金田一秀穂さん(国語学者)、
梅佳代さん(写真家)、枡野浩一さん(歌人)などが、ご自身の作品で回答されています。
正直とても悩みました。
友人に「正義って何だと思う?」と突然(!)尋ねてみたり、
永井均『倫理とは何か』を読みながら、うんうん唸ったりしました。
私自身にとって、詩を書くことは「正義」に抗うことです。
正義面している何かの裏をかくことが歓びなのです。
そして、考えれば考えるほど「正義」という存在は胡散臭く感じられてきます。
「悪」そのものよりも、「正義正義」と祭り上げて
何かを見失うことの方が恐ろしいと私は思いました。
詩の中には、「正義」という言葉を一切使っていません。
私なりの回答を、ぜひ「広告」にてお読みになってお確かめください。
4月号目次はコチラ
(↑ 目次には載ってないけど、ちゃんと詩が載ってるんだからねっ!笑)
明日、3月23日北海道新聞夕刊にて、
詩とエッセイが掲載予定です。
北海道新聞には取材などで何度もお世話になっていますが、詩は初掲載です。
普段はエッセイのみが掲載されるページなので、非常に例外的なことでした。
掲載は、記者の寺町さんのおかげです。ありがとうございました!
エッセイは、南桂子生誕100年記念展参加で感じたことについて。
お手にとる機会のある方は、ぜひご覧ください。
北海道新聞3月13日朝刊にて、
『えーえんとくちから 笹井宏之作品集』の書評を執筆しました。
事後報告となりましたが。。
一般の新聞にて初めて書評を書かせていただきました。
詩人の斉藤倫さんから『えーえんとくちから』をいただき、読み始めたとき
この本を誰かに紹介しなくてはならない!という強い思いが沸き起こりました。
記者の寺町さんにお願いして、書評を書かせていただいた次第です。
笹井さんの短歌にご関心を抱かれる方がさらに増えてくだされば、と思います。
書評の本文は、こちらのページから読むことができます。
札幌は拍子抜けするくらい平和なのでした。
きょうは悪友ビラ配りとカフェで女子トーク、街歩き。
帰省してから、日に日に肌が透き通っていきます。
からだがやわらかくなります。
札幌は本当に泳ぎやすい。
1年前のショートヘアから髪を伸ばし続けて、
ようやく小学生以来のセミロング。
ゆるっとパーマをかけました。
髪がくるくるになると、風の感じ方も違ってくるね。
顔が華やいで、少しは大人っぽくなりましたが、
あと4ヶ月でハタチになってしまうことに唐突に気づいて
10代が名残惜しくなりました。うそうそ。
可能性が、可能性が溶けるう。
ぴとぴと頬に張りついてくるう。
はっ。
雪の日に傘がなくてもいいじゃん。
by moonpower0723
| 2011-03-22 23:53
| 詩の仕事