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瞬間的詩人。<2010年上半期>

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今年の2月から、何を思ってかツイッターをはじめました。
2月から12月31日までのツイートの一部を残します
このページは2010年上半期(2月~6月)のツイートのみです)。

<ツイッター連詩>に投稿したツイートに関しましてはこちらを御参照ください。
ツイッター関連まとめはこちらです。

私にとって、今年はすこぶる濃い1年でしたから、
気分も考え方も瞬間的に変わってしまいます。
読み進むうちに矛盾を孕んでくるかもしれませんが、
そんな矛盾を検証するためにも、記録しておきます。
何より、瞬間的に詩人になってみたり、
学生になってみたりしているのが、
私自身は面白かったです^^;
どこか病んでいたり、我を張っていたりするツイートも、
そのときどきの実感として残しておくことにしました。
いま読み返すと、自分のツイートに対して
「これは違うんじゃないか」と感じることも沢山あります。
来年は磨きをかけて、精進していきたいです。




<2010年上半期の瞬間的感慨。>

2010年02月27日(土)
10人に分裂して、また統合するということを考える。今の自分は分裂したままだ。独り占めしているだけじゃ、「わたし」そのものに反映されない。
posted at 00:16:12

2010年03月23日(火)
たった一年か二年の違いで誰かから過剰に憎まれることになる。私は0歳になった気分だ。生まれてすぐに歩かねばならない。
posted at 20:12:12

洋服が必要だ音楽も映画も、文学でさえまだ足りない。私を武装するには足りない。
posted at 20:13:48

何にでも憧れるし、すぐそれをまねしたがる。鏡のように、割れることをいとわない。
posted at 20:15:30

磨耗する。正常だから磨耗する。30で死ぬか、100まで生きるか、決めなくちゃ。
posted at 20:19:32

必然だったかもしれないけど、必要ではなかった。
posted at 20:34:40

2010年03月17日(水)
忙殺の予感に笑いが止まらない。私が調節卵なら、分割できるのに。
posted at 18:26:43

わあ、足が痙攣する。楽しいな。
posted at 18:27:47

さあ果たして、何も起こらない。くしゃみが出る。
posted at 18:29:42

2010年03月26日(金)
でたらめなんて見ない。でたらめの中で生きるために。
posted at 01:35:50

そのたびに化身を増やし、辻褄を合わせねばならない。死にゆく。
posted at 01:38:43

社会的にまっとうな人間に私は憧れるし、そうじゃない大人にも羨望を振りまく知恵を身に付けております。
posted at 01:40:53

私は誰にも定義されたくはありません。おやすみなさい、お月さま。
posted at 01:42:22

2010年04月23日(金)

文月悠光として発表する場合は、文月にならねばならない。削げるものは削ぎ落として。
posted at 01:43:47

文月になるのは本当に疲れる。行き来がくるしいことを、暗にほのめかしても、勝手なのは私の方。だから線を引こう。
posted at 01:50:50

伊藤比呂美「テリトリー論」を読みながら、カレーうどんを食べた。父親の吐瀉物や、赤ん坊の排泄物に関する詩。うまい。
posted at 13:03:42

2010年04月28日(水)
ラジオの電話の後に二度寝する。夢を見る。夢の中で私は〈うつくしいこゆび〉と書かれた味付け海苔の缶を持っている。

2010年05月03日(月)
つまらない男と付き合うから、あんたの書くものはだめになった、と言われたしかし男ごときでだめになる私がいけない現状維持で変わらないよりはとことんだめになったほうがいいだめにさえならなくなったら捨て時だ東京に戻る明日からちゃんと働く斬らねばらない。
posted at 23:24:10

2010年05月08日(土)
もんもんもんもん。決めた、詩を仕上げるまで夕食食べない。空腹は神経を尖らせてくれる。
posted at 19:09:19

靴をベランダに出した。これでもう食べに行けない。絶壁に靴。
posted at 19:15:03

2010年05月25日(火)
締め切りをひとつ切り抜けるごとに、未映子さんの言う“地獄”に近づいていくような気がしないでもない。未映子さんが「戻れない」のはわかるけど、私ごときであれば「戻れる」んじゃないかと一抹の希望を持つ。10年がんばったら、リセットできる制度とかね。
posted at 16:16:15

ある朝生まれおちると、もう選択肢はありませんでした、という心境で書くしかないのだと思う。或いはハムレットの愚問。
posted at 16:29:46

2010年05月26日(水)
わたしであることの全てを投げ打って、文月に注いでやりたい。この器はひとつしかないから。あのひともあのせかいも欺いて。
posted at 00:38:05

2010年06月01日(火)
あ、締め切りが夜道をひとり歩きしている。私も散歩に出かけて、ナイフ片手に背後から迫ってやろうかしら。るん。
posted at 00:21:11

2010年06月20日(日)
せっかく晴れたけど、結局引きこもり。黒い蟻を潰す。こんどこそこんどこそこんどこそは、と思っている。
posted at 15:44:53

殺されるのは本望じゃない、私はちっとも嬉しくない。
posted at 15:47:16

@tl05040 無論、私を殺すのは己以外のなにものでもありません。「殺す」を比喩として捉えてみてください。わたし(文月)は私が死ぬことなんてどうでもいいようなのです。
posted at 19:28:50

2010年06月21日(月)
@jazzdesune 肉体の器としての私が失われれば勿論困りますが、肉体が失われなければ私などいなくなってもいいと思っているようです。私の望みは文月にとっての害です。邪魔者とあらば、それが誰であろうと、たとえ自分自身であろうと始末する、それが文月という人格の中核です。
posted at 01:35:32
by moonpower0723 | 2010-12-29 13:01 | ことば

文学少女は詩人をめざす


by moonpower0723