羽村駅で降りて、まいまいず井戸へ。
2010年 09月 02日
夏休みの写真日記その1です。
写真はピンボケ御愛嬌。
8月3日
詩人、吉増剛造さんの映像作品gozo Cineに登場する不思議な井戸、
カタツムリの殻のような形状をした、まいまいず井戸。
Cineでは、残像を引きずる装置“キセキ”の効果もあってか、
この世のものとは思えない、そらおそろしい浮遊感をもって映し出されています。
そんなまいまいず井戸を
自分の足であるいてみたら、どのような心地がするんでしょうか?
実際に訪ねてみました。
羽村駅から徒歩五分。
誰の自転車だろう……(違)。
これは何……?
看板を読むけれど、現物を目の前にすると気もそぞろ。
心を決めて、井戸へ螺旋の石段を降りていきます。
足元が不安定。気をつけねば。
降りていくにつれて、蝉時雨の尖った響きがやわらかに。
穏やかな風に吹かれて、それは追憶のごと。
到着。
木に見下ろされる感覚に背中が粟立ちます。
屋根に葉が生い茂っています。
この前にしゃがみこんで、手元のノートにことばを書きつけました。
井戸に降りていく入口と、五ノ神社が隣接しています。
ここで厄を払いました。
羽村橋にある樹齢600年のケヤキを目指し、歩き出します。
馬の水飲み場跡、だって!
ひひーん。
これが樹齢600年と言われるケヤキの木。
全景を撮ればよかったですね汗。
通っていた小学校の裏庭に樹齢400年のミズナラの木があったせいか、
根っこが隆々と盛り上がった老木を見るとひどく懐かしいのです。
羽村橋です。
水が澄んで見えます。
多摩川で休憩。
実は、川へ来たのは10年ぶりくらい。
自然ってこんなに良いものなんだ、と感激。
この日は暑かったせいもあり、
若い男女のグループがおおはしゃぎで水浴びをしていました。
まぶしい光景でした。
風景画を好んで描くひとの気持ちが
初めてわかった気がしました。
雲が一羽、空にはばたいていました。
付近のベンチでお昼寝した後
まいまいず井戸へ戻り、しんみり帰りましたとさ。
紅葉の季節に、また行きたいなあ!
おしまい。
写真はピンボケ御愛嬌。
8月3日
詩人、吉増剛造さんの映像作品gozo Cineに登場する不思議な井戸、
カタツムリの殻のような形状をした、まいまいず井戸。
Cineでは、残像を引きずる装置“キセキ”の効果もあってか、
この世のものとは思えない、そらおそろしい浮遊感をもって映し出されています。
そんなまいまいず井戸を
自分の足であるいてみたら、どのような心地がするんでしょうか?
実際に訪ねてみました。
羽村駅から徒歩五分。
誰の自転車だろう……(違)。
これは何……?
看板を読むけれど、現物を目の前にすると気もそぞろ。
心を決めて、井戸へ螺旋の石段を降りていきます。
足元が不安定。気をつけねば。
降りていくにつれて、蝉時雨の尖った響きがやわらかに。
穏やかな風に吹かれて、それは追憶のごと。
到着。
木に見下ろされる感覚に背中が粟立ちます。
屋根に葉が生い茂っています。
この前にしゃがみこんで、手元のノートにことばを書きつけました。
かたつむりのうずまきの奥に水脈があるのですね。
私は私と定置になる。
井戸に降りていく入口と、五ノ神社が隣接しています。
ここで厄を払いました。
羽村橋にある樹齢600年のケヤキを目指し、歩き出します。
馬の水飲み場跡、だって!
ひひーん。
これが樹齢600年と言われるケヤキの木。
全景を撮ればよかったですね汗。
通っていた小学校の裏庭に樹齢400年のミズナラの木があったせいか、
根っこが隆々と盛り上がった老木を見るとひどく懐かしいのです。
羽村橋です。
水が澄んで見えます。
多摩川で休憩。
実は、川へ来たのは10年ぶりくらい。
自然ってこんなに良いものなんだ、と感激。
この日は暑かったせいもあり、
若い男女のグループがおおはしゃぎで水浴びをしていました。
まぶしい光景でした。
風景画を好んで描くひとの気持ちが
初めてわかった気がしました。
雲が一羽、空にはばたいていました。
付近のベンチでお昼寝した後
まいまいず井戸へ戻り、しんみり帰りましたとさ。
紅葉の季節に、また行きたいなあ!
おしまい。
by moonpower0723
| 2010-09-02 10:33
| あるく