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ギャラリーをハシゴ/カレーは1日1パックで

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今日はギャラリーをハシゴ。
ちょいちょい寄り道をしたり、冷やかしたり、方向音痴の才気を発揮しながら。
B.C.S→gallery new star→コンチネンタルギャラリー
→もえぎ書店→ギャラリーたぴお→紀伊国屋書店

とまあ、このような感じだった。結構慌ただしく動いていた。出かける間際、昼食をとっていた私に「今日は、盆踊り見に行くからね、6時までには帰りなさいよ」と、母が声をかけたのだ。ぼ、盆踊りをみ、見に行く?盆「踊り」をとうに卒業した私ですが、見物デビューですか?ともかく、その発想がよくわからない。「え、何それ。6時までなんて無理だよ」と怪訝な顔をすると、母に「おにーちゃんは、偉いのよ、ちゃんと6時までに帰ってくるって。あー、なんて親不孝な娘なんでしょそんなに勝手なことばかりしてあんたなんて東京出してやる価値ないわね1パック100円のビーフカレー(そのとき私が食べていたもの)代しか送ってやらない!あ、2日で1パックなら50円でいいかしらねえ」とネチネチ攻撃される。閉口しながらも、お祭り大好きな祖母を車いすに乗せて連れ出せば、その狂喜するさまは容易に想像できた。北海盆唄の音まで、聞こえてくるようだ。だからだろうか。出かけ先でも、そのイメージをずっと引き連れていたような気がしてならない。

B.C.Sに「月光」を納品。未だにやり取りに慣れずにいる。ああすればよかったなあ、こう言えばよかったなあ、と毎度ながら反省する。勉強になります。珈琲豆の袋でつくられた雑貨たちが展示されていた。トートバックに、コースター。。少し荒めの手触りがくせになりそう。

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gallery new starmamizuさんのPan2展。綿の詰め込まれたビニール袋が天井からいくつもぶら下がっている(画像の看板参照)。主役は、大きな四つのそれ――パンツを履かされている。綿入りのお尻ぃ!(危険) そして、何より、パンツがかわいい。黒(ぐちゃぐちゃ模様)、水色(ビスケットにありんこの行列)ピンク(薔薇とちょうちょ)、赤(リボンと水玉)の四種類。パンツにありんこというのがツボ……。送料込みで一枚600円だって。けれど、配布してあるカタログの有効期限は8月15日。やっぱり、展示オンリーの販売なのかしら。入口に張り付けてある蝶の形のDM、もって帰りたくてたまらなかった。触覚もついてる、触りたいぞ触りたい。ちょっとしたところで、人の心をくすぐるのがうまいなあ。

CAI2を訪ねてみたが、お盆休みだった。DMを拾って、地下街を歩き去る。

コンチネンタルギャラリーに、PLUS1というグループ展を見に行く。札幌のアートシーンを代表する(この言い方は、あまり好きじゃないけど)9名の美術家の作品が一堂に会する企画だ。実は、他の3か所のギャラリーと連動した展示である。その一つであるト・オンカフェにも一昨日お邪魔してきた。でも、グループ展を見るのは、正直あまり得意ではない。中心となる作品がないからだろうか、空間が浮遊しているようなのだ。コンチネンタルでも、作品そのもの、というより、作品の下に落ちる影が面白かった。元々の空間がよくつくられているから、美しい影ができるのだろうな。影ばかりを眺めていた。影は少なくとも足がある。床の存在証明なのかな。顧問の作品には、「あ、これ美術室で見た」そんな影も見た。女の足が作品から作品へ渡っていく、影。べろん、と背中を出している女のひと。制作している作家も背中を出して、しゃがんで描いていたとしたら愉快だなあ。生っぽくて、妙に傾いでいたりもして、誰が直してあげるのだろうさあねって感じ。

コンチネンタルを出たところで、古本屋発見!と思ったら、もえぎ書店だった。思わず、店内を物色。2003年「ユリイカ」4月号を発見。特集は〈詩集の作り方〉。第8回中原中也賞の発表号でもあった。候補作に西元直子さんの「けもの王」を見つけて嬉しくなる。選評を読むと、かなり評価されていたようで、口元がほころんだ。そうでしょう、いいでしょう、当然でしょうと、自分の子供のように好きな本を自慢したくなる気持ち。読者ってそういうものだ。対象となる本が詩集なら、なおさらそうなのだ。

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ギャラリーたぴおBOOKS ART EXHIBITION6の会期中と知り、興味を抱いた。なので、初めて行ってきた。案の定迷った。でも、その甲斐は間違いなくあった。8人の作家さんが自身の思い思いの“本”を表現されていた。昔のアルバム、自費出版の詩集や、本をモチーフにしたポスターデザイン。お気に入りの文庫本を、手触りのよい布で手製本にして、函も揃いの布でつくって……。いいなあ、この作家さんは本当に本が好きなのだろうなあ。いつかはつくってみたいと思っていた手製本が、こうして目の前にあると、うずうずしてしまった。

展示されている“本”たちを目にして、いてもたってもいられず、紀伊国屋へ直行。「CREA」の読書特集を熟読してきた。桜庭一樹も向田邦子も田辺聖子もやっぱりかっこいい。こうして、読みたい本ばかりが増えていく。ゆっくり消化していきたいなあ。。

ちなみに、今日私が行ってきた展示の一部は、
栄通記という、丸島均さんの書かれたブログに写真つきで紹介されています。
私の記事は、作品紹介する気がさらさら無いため(おい)、
正確な展示内容が、伝わらないと思います汗。
ぜひ参照してみてください。


6時は過ぎてしまったが、大急ぎで帰宅する。例のごとく準備はできていない。母に「早まりすぎたね」とちょっぴり嫌味をぶつけてみながらも、「まだ出かけないの?」と聞いてみる。「あ、おにーちゃん帰ってきてないから……」一瞬むかっとしながらも、こらえる。祖母のエスコートに、兄は必要不可欠な人材であり、誰にも代われないポストなのだ。そして、言ってみれば私は携帯写真に一緒に写ればそれでOKな役割である。何もせず突っ立っていれば、どやされ、何かしようとすればヘマをするので「できそこない」「使い物にならねえ」。そんな言葉を投げつけられながらも、毎回、花火やら何やらと、こうして祖母を喜ばせるための行事へ拉致されているのであった。母との会話から30分経過し、7時も過ぎた現在、親孝行な彼は帰ってこない。親不孝な娘で悪うござんした。けれどせめて、カレーは1日1パックでお願いします。


読んでくださり、ありがとうございます。

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何となく、けだるい。
かき氷(イチゴ)と、たこ焼きを食べて紛らわす。
ストローのスプーンの先で、唇を切ってしまう。
祖母の手拍子の勢いはとまらないのだった。
by moonpower0723 | 2009-08-16 00:32 | 美術部の人々、札幌アート

文学少女は詩人をめざす


by moonpower0723