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学校祭美術部展示のご報告とお礼。

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学校祭から一週間経ってしまいました汗。
23日は一気に色々なことが起きて、思考回路がショート。。
ありがたいこととかも受けとめるまでに時間がかかりました。
今は何とか復旧しています笑。
今日から学校の夏季講習がはじまったのですが、
携帯電話を美術室に忘れてきてしまいました。
メールお返事できません。すみません。
ええと、では学校祭翌日に書いたメモを元に御報告します。

当日は、どこの店も回りませんでした。
考えてみればおばけ屋敷とか、縁日とかいろいろあったんですが、
クラスの屋台の仕事をした後は、ずっと美術室にいて、呼び込みしたり、作品の解説をしていました。
すごく楽しかったから、ちょっとでも離れたくなかったんですよね笑。

「俺こういう絵好きだ」と3年部員の絵を指さすおじさんや、
「校外展で見たAさんの絵が見たくて」と着物の女性が現れたり。
「あなたの描かれた絵はどれ?雰囲気あるから、あなたの作品見てみたいと思ったの」
浴衣マジックなのか、そんな嬉しいこと言ってもらえたりもりました。

ただ、学校祭の宿命なのか、
普段なら縁のなさそうなお客さんが見にきてくれました。
校外展なら、ありえない出来事がたくさん起きて、びっくりすることも多かったです。。
学校の中でも美術室は見晴らしの良い場所にあるため、
イーゼルを押し退けて、窓を指差す「お父さん」。「ここ景色いーじゃん!」って……。
「展示やってまーす」とほかの部員と廊下で呼びかけをしていたところ、
部員を見て「ゲエエエッ」と嘔吐音(?)で応える男子客。
生徒ならともかく、外部のお客さんが、、信じがたいことでした。
卒業生らしき女の人二人組、美術室に入る前は
「美術部ってたいして活動してないし、しょぼいよ。
まあ、顧問の先生知ってるから見るけど」と話しているのが聞こえましたが、
中に入った途端、「すごいすごい」と声を上げていました。よかった……。
巡業なのか、夜のお仕事関係の人もウロウロしていて、
美術室にも一瞬で香水の臭いがこもりました。
外の風が強いため窓を開けられず、換気できなくて弱りました汗。
番をしているのは女子部員だけなので(男子部員たちは展示自体にも参加しておらず汗)、
からまれたりすると、怖くて対処できませんでした。

こんなことも。

「これ何で描いてあるんだろう?」
「油絵の具だろー」
私の絵の前で、そんな会話をしている男の方2人がいらっしゃり、
「あ、その絵は実はアクリル絵の具で描かれていまして、描かれている女の人は……」
つい嬉しくなって作品の解説をしかけたところ

「アクリルかよー!( ̄∩ ̄#゛」と逆上。

私「ああっ、すみません!」

「下手なこと言うもんじゃないわ(`∀´)」

「ったく、恥かいたわー恥かいたー!(#`ε´#)」

美術室を出て行こうとする御二人に
「すみません!すみませんすみませんんんn」

慌てて謝りましたが、遅かった。。。
まさかこんなことになるとは汗。
その後は、いらないお節介を焼かないように努めました。。

「お時間のある方、ぜひご覧ください」と廊下で呼びかけていたところ、
こちらに歩いてくる男子たちと目が合いました。
お互いに
「あーーーっ!」
元中でした。
けれども、当時でも割と感じ良く付き合っていた人たちだったので、
「何やってんのー」「ちょっと見てってよ」という軽いやり取り。
展示を見てくれました。懐かしい空気感で楽しかったです汗。

そうです、美術室に入ってくださるだけでも、感謝です……ハイ。

***

反逆的な内容を含む散文を、一番読まれるべきで、一番読まれたくなかった相手に読まれたことは、恐ろしくも快感を呼んだ。
彼が来たとたん、私はあわてて美術準備室へ天むすと胡麻団子を抱えて消えた。天むすを食べ終えてから、そぅっと美術室へのドアを開けると、問題の散文を相手は読んでいて、激しく震撼した。追及されたならば「あらゆる経験を作品に昇華することが私の生き方なんです」と言いはなつこともできたが、そこまで痛々しく反逆的になれなかったので、それからしばらくまた準備室で胡麻団子を頬張っていた。そもそも、彼への当てつけであれを書いたわけではないのだから、恐れることはない。「自分を諦観する女子高生」を描いたら面白そうだな、という企みから、私は彼が私へもたらしたわかりやすい事例を利用し、称賛したまでなのだ。と言っては皮肉になりすぎるだろうか。ある便宜上に成り立つ教育で「仕方がない」と諦めてしまう気持ちもわかるのだが、それでは困る生徒もいると感じ取ってもらえただろう。その便宜に沿って彼が私を追求することはあるまいし、「これは“作品”です」と言えば、生徒の責任から、書き手の責任へと転化できるわけだからたまらなく愉快だ。ともかくも私は表面的には彼の指導に従った従順な17歳である。やっほー。

……と学校祭翌日は勢いづいて書いていましたが、今読むと自分が一番反省すべきでは。。
でも、部員たちからは英雄扱いされたのでした。あ、あはは←

***

日頃お世話になっている方々も、お越しくださいました。ありがとうございました。

書肆吉成の吉成さん。
一時間近く居てくださり、お客さんにメッセージを書いていただくための原稿用紙に
愉しい感想も書いてくださいました。
2ショット写真を頼んだ(というか強いた??)ところ、
快く一緒にピースしてくれました^^

札幌を中心にギャラリー巡りをされ、
その貴重な記録を辿れるブログ栄通記を書かれているMさん。
「トルタの国語」を「いいねえこれ。かっこいいね」と御手にとっていました。
部員たちの作品の写真も撮ってくださいました。
早速記事にアップしてくださったようです。

某部員のお母さんであり、写真家のMさんは私の詩に対して、
「年齢も離れているし、私もっと共感できない詩だと思っていたの。
けれども、全然そんなことないのね」とおっしゃってくださいました。
すごく励みになるお言葉でした。

3月に卒業した先輩が差し入れを手に見に来てくださった。
「去年よりずっとよくなってる」というお言葉が嬉しい。
「先輩っ!」と興奮しすぎて、一緒に写真撮ってもらうのを忘れてしまいました。
高文連にはまた来てくださるそうで、楽しみです。よし、頑張らねば。


夢のような一日でした。

詩のコーナーは、絵画作品の中ではやはり異質だったらしく、
学校祭という賑やかな空気の中、入り込みづらいようでした。
<春風flyer>はノリで配布してしまいましたが、用意した38枚は全て捌けました。
手渡しはしていませんから、一日で38枚は嬉しい数。
やはり学校祭効果ですね。。
といっても、何かを期待しているわけじゃないですけど汗。

ともかくも、部員たちよ、お疲れさま。そして

お越しくださった皆さま、
本当にありがとうございました。



読んでくださり、ありがとうございます。

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by moonpower0723 | 2009-07-26 00:48 | 美術部の人々、札幌アート

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by moonpower0723