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ご無沙汰しています。2016年に入って初のブログ更新です。もう5月ですか…いやはや。

今年以降に始まった連載/発売中の雑誌に書いた原稿について、ざっと紹介します。
販売期間過ぎてしまったものに関してはTwitterをご覧くださいね。

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cakesにて、エッセイの連載
〈臆病な詩人、街へ出る。〉が始まりました!

世間知らずで、夢見がちで、冴えない私(24歳)が
未経験の事柄に飛び込んでいく体験型のエッセイです。
「早熟」「天才」と騒がれた女子高生は、今やどこにもいない。
残されたのは、臆病で夢見がちな冴えない女。
​▶︎第1回 JK詩人はもういない(無料記事)

第3回以降はお祓いに挑戦したり、八百屋で勇気を試されたり、

最新話 は「立て続けに2人の男性から告白されてしまって大混乱…。さて、どう向き合うか?」
という内容です(…としか説明の仕様がない)。無料期間内に是非ご笑覧ください◎
「きみは本当の恋愛を知らないね」
片思いに焦がれてばかりで、一向に進展しない私を友人は笑う。
これから書こうとしているのは、
10日間で2人の男性に告白される〈恋愛音痴〉な女の話だーー。
▶第6回 恋愛音痴の受難〈前篇〉

▶第7回 恋愛音痴の受難〈後篇〉

★連載のいきさつや、番外編をこんな風にnoteにアップしていますので、
そちらも合わせてチェックしていただけたら嬉しいです。

***

今年1月より、公明新聞のコラム欄
〈言葉の遠近法〉(月1回掲載)を担当しています。

各回750字くらいの短いお話が続きます◎
5月は11日(水)に「両手を捧げる」が掲載予定です。

今まで掲載されたものをタイトルだけ並べると
「詩を聴く」「詩を教える」「春は隣から」「命を繋ぐ」……。
2月掲載の「詩を教える」では、
山口市阿東中学校での詩の公開授業でゲスト講師を務めた際のエピソードを綴りました。
14歳たちの素直さに、むしろ「私が教わり、学んだ時間だった」というお話。
3月掲載「春は隣から」では、「春隣」という季語に寄せ、上京当時の思い出を綴りました。

***
【ウェブで読めるもの、書籍など】

◎ポプラ社「WEB asta」連載〈洗礼ダイアリー〉第13回「人間スイッチ」が公開されています。
「キス」は欲望の記号? 体温のない、機械のような身体って?
寝つけない夜、自分の身体を抱いてみたら――。
ここ4年ぐらい、悩んできたことをぶつけた大事な原稿です。
▶︎第13回 人間スイッチ

◎雑誌「ブレーン」3月号にて〈窓の明かり〉をテーマに、エッセイを執筆しました。
※特設サイトでも全文を読むことができます。
――幼少期、外の世界と繋がる唯一の手段は、「窓を覗く」ことだった。
▶︎窓を話し相手に|文月悠光

加藤ミリヤさんの小説『UGLY』(幻冬舎文庫)の文庫解説を執筆しました。
小説家である主人公は、書くことによって生かされ、承認される歓びを得ていく。
彼女がより「わたしらしく」書くために下した決断とは…。胸が震える一冊です。


◎書評サイト「ホンシェルジュ」にて〈食べもの〉本に関する書評を執筆しています。
写真は、少女写真家の飯田えりかさん撮影です。
写真とともに書評を書くシリーズ、しばらく続く予定です!

▶食べることが好きなあなたに送る、いやらしくて愉快な「食べもの」本

◎「飛ぶ教室」第44号(金原瑞人さん編集号)に、詩「種明かし」を執筆しました。
翻訳家・金原瑞人さんとの対談インタビューも掲載されています。
既刊詩集からも3篇転載。執筆陣も好きな詠み手の方ばかりです。
詩の挿絵イラストは、松田奈那子さん。

1月29日には刊行記念も兼ねて、
金原瑞人さんと文月のトークイベントもありました(ご来場ありがとうございました)。
特集〈えっ、詩? いや、短歌! それとも俳句?〉は、
現代詩に限らず、今の詩歌の若手について知りたい、という方には最適の入門書だと思います。

◎ポプラ文庫『3時のおやつ ふたたび』に、エッセイ「オブラート、もしくはカンロ飴」が掲載されました。
「asta」15年7月号に執筆した原稿の加筆版です。オブラートが裏おやつだったエピソードなど。

【雑誌、新聞ほか】

1年間の選考の締め括りです。多くの投稿作品・作者に言及しています。
現代詩手帖賞に選ばれたマーサ・ナカムラさん、水沢なおさんの作品もお楽しみに!

「現代詩手帖」3月号には、〈詩と歌〉特集に、エッセイ「詩は歌に飢えているか」を執筆しました。
Nコン作詞、寺嶋由芙さんとの共作詞、小田朋美さんへの歌詞提供について。

トルコ出身の女性監督による、稲妻のような五人姉妹の物語です。

◎読売新聞4月22日夕刊に、詩「愛は比べようもなく」を執筆しました。

◎フィガロジャポン5月号に、堀江敏幸著『その姿の消し方』(新潮社)の書評を執筆しました。
不在の詩人をめぐる長編小説。語り手は幻の詩人を追う内に、死者から生者へ目を移していく。
フィガロジャポンのサイトにも掲載されています。
▶フィガロが選ぶ、今月の5冊

居場所を求めて流転していく女性の物語。
SNS、雇用問題、名前の喪失、結婚制度への疑問、擬似家族…多くの問いかけが詰まった作品です。

イタリア民話を元にした悲しい物語『神の道化師』について。

◎「別冊 詩の発見」第15号(編集・山田兼士氏)に、詩「夜明けのうつわ」を執筆しています。
〈唇の輪郭が夜気に宿る。/この闇を「ヨル」と名づけた/瞳の奥の静けさを裂く〉

◎「抒情文芸」第158号(2016年春季号)に、詩「名前をつける」を書き下ろしています。

◎5/1(日)の文学フリマでは、下記の新刊に参加しました。
・「文鯨」創刊号…詩「息を引き取る」&散文 書き下ろし掲載
・「風狂通信」vol.3…約2万字ロングインタビュー掲載

「風狂通信」のロングインタビューは、今までのインタビューで最長です。。
今の文月の率直な思いを語っています。
通販など入手情報は、風狂奇談倶楽部さんに問い合わせてね。

3月いっぱいで、J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」での詩の朗読は終了いたしました。
2年半、毎週欠かさず、季節のテーマに寄せた書き下ろしで、詩の朗読をお届けしてきました。
たくさんのご感想、応援の声を寄せてくださり、ありがとうございました!
ラジオは終わりますが、これからも詩を声で届け続けます。
朗読会にも足を運んでいただけたら嬉しいです。

***雑記***

今年に入ってから、私生活にあったことを思いつくままに書いてみる。

・新年早々、新千歳空港行きのバスで号泣。
神社にお祓いに行くが、お金が足りず、祈祷料を人から借りる。
・「歌ってください」という依頼を受けて前橋で歌う。「東京なら出なかった」と失言。
・謎のモテ期が到来。
 ※恋愛音痴の受難・前篇 https://cakes.mu/posts/12949
・混乱の末、胃腸炎で高熱を出し、布団の中で原稿を書く荒業に出る。
・『リップヴァンウィンクルの花嫁』を試写を含めて2回観る。同じところで泣く。

……など。ダメダメである。

それにしても「身近な人を書く」というのは、ほんに難しいことだ。
書いている最中は「わたしは無敵!」の全能感に満ちているのだが、
公開された途端に「大丈夫かな」と気を揉んだり。そこらへんは案外小心者なのだ。
知人から「よくあんなこと書けるね~。度胸あるね~」と言われると、
うーん、と首をかしげてしまう。
「内心は不安ばかりだよ…」と感じる自分と、
「何でも書けばいいじゃん?」って強気に思う無敵な自分。

お話をリアルなものとして受け取ってもらえるのは嬉しいけれど、
エッセイの中に出てくる「ふづき」も、他の人物も
「ほんとうにいるのかわからない」くらい曖昧にしたい。遠ざけていたい。

ここ数ヶ月、良い音楽はたくさん聴いたのだけど、
吉澤嘉代子さんの「東京絶景」は何度聴いてもすてきな名曲。
3年前にシブカル祭のステージで一緒に歌った、私にとっては思い出深い曲でもあります。
東京はうつくしい 泡沫のプラネタリウム



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by moonpower0723 | 2016-05-07 22:27 | 詩の仕事

文学少女は詩人をめざす


by moonpower0723