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2014年を振り返って。

大晦日の夜に、2014年をざっくりと振り返ってみます。
12ヶ月それぞれの出来事を綴ってみました。よかったこと、悪かったこと…両方を尊重した備忘録です。

***
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【1月】2014年スタート
・東京に両親・兄が来て年越し。品川水族館のアシカは賢いアシカ。
・歌人の堂園昌彦さんとB&Bでトークショー。二人で短歌を朗読しました。
・京都・恵文社一乗寺店でワンマン朗読会。詩のワークショップを開催。皆さん詩への愛情を持っていて感激。
・短歌会の後輩と行った俳句マッハ。お客さんにも著名人がいて、華やかな会でした。

【2月】雪の日の思い出
・平成サウダージ撮影・収録。ミッキー・カーチスさん(登場人物・昭和さん)と共演。
・大阪・阪急梅田にて、タイツブランドtokoneショップのお手伝い。またやりたい新世界のスマートボール。
・読売新聞に雪の詩を書いたら、ちょうど校了の日に大雪。
・その雪の日、講談社で「週刊現代」の取材を受けて、
歌壇賞の授賞式に直行したことをよく覚えている(佐伯紺さん、おめでとう!)。
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【3月】卒業式・引っ越し
・「詩×旅」開催。イベント〈ミスiDガールズナイト〉、単独朗読会〈夜を旅して〉を企画。
・卒業式。部室を訪ねたり、ミスiDの寺嶋由芙さん(ゆっふぃー)と振袖2ショットを撮ったり。
・谷川俊太郎さんと立原道造に関する公開対談。緊張と安堵と。
・詩を下敷きに宮本柚貴さんに絵『見えますか』を描いてもらい、札幌・500m美術館に出品。
・短歌会の京都合宿に現役生として最後の参加。そして学生寮から、お引越し(バタバタ)。

【4月】新生活、アルバイト
・ことばのポトラックへ。堀江敏幸先生に進路のことを気遣われるなど。
ルーミーの記事で、〈大切な人への贈るメッセージ〉〈手紙の書き方〉について話す。
・某演劇のワークショップに参加、発話の仕方など考える。
週刊アスキーのインタビュー。初めての井の頭公園にて。取材をきっかけにnoteを開始
映画『サッドティー』(今泉力哉監督)、映画であんなに笑ったの初めて。
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【5月】ほんとうにこどもだったころ展
・GW、法事で滋賀へ。なぜか一人で琵琶湖クルージングする羽目に。
・アー写の撮影(撮影:森本千聖さん、ヘアメイク:Waka.さん)
・石原千秋先生・責任編集『夏目漱石『こころ』をどう読むか』にエッセイを執筆。
・原宿で、デザイナーの宮園夕加さんと「ほんとうにこどもだったころ」展開催。
詩のランプの展示。詩のボタン、ブローチの販売。音楽家のカラトユカリさんと3人でイベント開催。
 ⇒卒業式から展示までの日々については、このブログ記事 に綴っています。

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【6月】平成サウダージの日々
・NHK・Eテレ「青山ワンセグ開発」放送・生出演。平成サウダージ、投票対決、大接戦を突破。
毎週、応援イベントを企画・出演。枡野浩一さん、谷内広美さんほか皆さまに感謝。
奇聞屋のイベントにて、Jimanicaさん、小林うてなさんと、ポエドラパン結成。
・世田谷文学館の茨木のり子展、畏敬の念。
・AKB総選挙を友人宅で観る(読売新聞のコラム執筆のため)。友人に解説しまくり。
・雑誌「ケトル」のレビュー〈40人のここが気になる〉連載陣に加わる。
・谷川夢佳ちゃんのお誘いで、ecumeの展示写真のモデル参加。

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【7月】解放期
平成サウダージ、負けちゃった。
生放送で仕事がないことを暴露される。号泣した結果、未だに慰められる(ごめんなさい)。
・女性詩人とFemale Times展のイベント出演。古川葉子さんの作品に宛てた詩を朗読。
・海の日、J-WAVEに生出演・朗読。別所哲也さんとトーク。
・詩手帖の鼎談。阿部公彦さん、田原さんと谷川俊太郎さんの詩について。
・加藤千恵さん、藤野可織さんのトークショーへ。小説家との触れ合い。
・明治大学で朗読劇・銀河鉄道の夜。すばらしかった。
・BiSの解散コンサート@横浜アリーナ。衝撃。鳥肌。
・佐々木敦さん主宰の批評家養成ギブス開講。3期生の末席に加わる。
・23日に23歳になる。ババアおめでとう、と年下の友人に祝われる。お祝いのお花、ありがとうございました。
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【8月】繋がりの中で
・詩人なのにアイドルのお祭り・TIFに出演。ミスiDのアイドルチームに感動。
握手会まで楽しく過ごすものの、手足口病を発症し、高熱出したまま帰宅。
・木村仁美ちゃんの生誕祭・chamiフェス+にゲスト出演。ちゃみちゃんのダンスと共に朗読。
朝日新聞〈思い出す本 忘れられない本〉にて、綿引展子『手のなかのこころ』紹介。
・読書人増刊「ponto」にて、花房観音さん、いしいのりえさんと官能小説について対談。
・フューチャー縁日@表参道スパイラルにて、詩の回覧板を執筆。店番をお手伝いしました。
・月刊誌「サイゾー」にて〈アイドルで現代詩〉連載スタート!第1回は生駒里奈さん。
・小田朋美さん・ハラサオリさん出演「Pとレ」(藤原安紀子さんの詩集が元になった舞台)に刺激を受ける。
・卒業したくせに短歌会の合宿に参加。
・詩人たちとめでたく和解(?)しはじめる。
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【9月】啓示と充電期
・「ユリイカ」に初めて詩「無名であったころ」を書く。とっても精魂込める。
・マイナビサイトにて福間健二さんとの連載詩〈POETRY FOR YOU〉開始。
・推理作家、島田荘司さんにインタビューし、啓示を受ける。衝撃的だったので、その模様を「ケトル」に書く。
・第2回ポエドラパンを四間茶屋にて開催。近藤康平さんのライブペインティングと響き合う。
・2週間、札幌に帰省。芸術の森、国際芸術祭。再会と充電。
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【10月】あたらしい展開
・月食の夜、ライブハウスの冷房に当たっただけで、高熱。一週間寝込む。
・熱を引きずりつつ、地点『光のない。』を観る。光=放射能。役者が舞台装置の斜面を上っていくときの緊張感。
・昨年に続き〈シブカル祭。〉出演。ミスiD木村仁美さん、大原由衣子さんとコラボレーション。
・資生堂マジョリカマジョルカのサイトにて、詩の絵本「彼女が花ひらくとき」公開。
・「TRASH-UP!!」20号にて、文月悠光インタビュー掲載。西澤裕郎さん、ありがとうございました。
・高1から使っていたVAIOがついにご臨終。数日間ネットカフェで執筆。
・詩手帖年鑑の鼎談。神山睦美さん、野村喜和夫さんに助けられながら。
・世田谷文学館で岡崎京子展プレトーク。 23歳の岡崎さんと16歳の安野モヨコさんのさし飲みを夢想。

【11月】迷いと気づき
・新しいPCを迎える。vistaからのWindows8デビュー。
朝日新聞の記事で夏目漱石『三四郎』や、懐かしい石原ゼミについて語ったり。
・多和田葉子さん・高瀬アキさんのワークショップに出演。毎年客席で見ていた舞台に立つ。
・憧れの人にお会いできた。これも詩の力。崖の縁で手を引いてもらったような安心感。
・時事通信社さんの取材に答える。自分を正しく理解することの難しさ。
・西尾佳織 作・演出「透明な隣人」を観て、当事者性について考える。
・2年ぶりに文学フリマに参加。売り子のお手伝い、楽しかったです。

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【12月】再び立たされて
・詩手帖1月号に、語り手が幽霊の詩「霊夢記」を書く。
・東京新聞〈詩の月評〉1年間の連載が終了。詩の読み方というのを少し掴めたように思う。
・稲葉真弓さんのお別れの会に出席。猫を抱かれた写真、幸せそうなお顔が美しかった。
・伊藤比呂美さんの朗読会へ。深堀瑞穂さんにポートレート撮影。
・電車の中で手帳を失くすものの、戻ってくる。遺物から遺物へ。
・批評家養成ギブス3期修了。素晴らしい講師の方、個性的な受講生に助けられました。
・66現代詩プロジェクトのイベント。久々に詩人との朗読会。初対面の宮尾節子さんに圧倒される。
・小田朋美さんの楽曲に詞を書き下ろす。「病室でハミング」、豊かな一曲になりました。
・ミスiDフェスティバルに出演し、木村さん、大原さんと二度目のコラボレーション。動画はこちらで公開中。
物販では、500円ワンコインで一対一の朗読を行いました。
スタッフさん、お客さん、そしてミスiDの気高い女の子たち、ありがとうございました!

***

よりによって、クリスマスイヴに〈泥のような1年でした〉とツイートしてしまったけれど…笑。
確かに、仕事で達成できなかったこと、思い通りにならなかったことは山ほどありました。
しかし思い返せば、2014年も印象深い出来事に満ちた一年でした。
私が絶壁にいたとき、ちゃんと近くまで来て手を引いてくれた人たち、ありがとう。
うん、この一年は、思ったよりも動けなかった――動きたかったけれど、動けなかった。
でも代わりに、人の優しさや、詩の面白さを見出せたような気がします。
書き始めたころの憧れを保ちながら、新たな年を迎えたいと思います。

来年は年女(ひつじ年)。相応しい活動ができるよう、いっそう精進していきます。
なんと現代詩手帖賞のデビューから7年目、このブログに至っては10年目(!)に入るのです…。

2014年は大変お世話になりました。
来年も宜しくお願いいたします。
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by moonpower0723 | 2014-12-31 22:34 | わたし

【近況】聖夜にサンタは来ないけど



いまなら映画を観る時間も、
ケーキを買うお金もあるけれど、
「ある」ことがもたらす幸福には
わたしたち、もう飽きてしまった。
街も人も眩しく華やいでいて
見えるものは皆、嘘をついた。

ならば見えないものに立ち返ろうか。
人の信じる力の象徴として
サンタクロースが現れるように。
―詩「あなたのサンタクロース」より

***

みなさまメリークリスマス、です。
「誰かに寄り添うとき、人は誰しもサンタクロースになれる。」
なんて詩を書いておきながら、誘いを断ってまで、ひとりを守っています。
クリスマスの街は怖いから、お家に引きこもりです。

単純に忙しいせいもあるけれど、ここ数年ブログで雑記を書くことは避けてきました。
ツイッター(@luna_yumi )の方が拡散してもらえるし、
作品や、文章はFC2ブログや、noteなどのSNSにアップする、と差別化したんです。
長文になると、どうしても「見て!」アピールが強くなってしまう。それが気になっていました。
告知だけのブログでは物足りないだろう、とMore機能を使って、
記事の個別ページでは、雑記や写真が見られる工夫をこらしてみたり
(これトップページでは表示されないんですが、気づいた人いたかな…)。

けれど、ここ最近、二つの出来事があって、少し考え方が変わりました。
一つは、以下のようなツイートを拝見したこと。
素直に嬉しかったです。
作品だけじゃなくて、私自身の「過程」も楽しんでもらえているんだと。
思えば、初対面の同世代の方から「ブログ読んでました!」と言われることが度々あります。
Twitterは拡散作用はあるけれど、追い続けることが難しい。
その点、ブログには夢があるのかもしれません。

もう一つは、ブログをきっかけにもらえたお仕事が幾つか続いたこと。
「~についてブログで熱く語ってるのを見ました!」と依頼をいただき、快く引き受けました。
「熱く語って」いたのは16歳や17歳の頃。
読まれていたと思うと気恥ずかしいけれど、過去の自分に助けてもらった気がしました。

というわけで、今まで通り告知の記事も書きたいのですが
(近々、7月から12月までのお仕事を備忘録としてまとめる予定)
ときどきはこんな雑記も書いていけたらいいな。

***

◎たまに気になること
笑い話として聞いてほしいんですが、仕事相手の方に
「肩書きは、詩人・アイドルでいいですか?」と聞かれることがあります笑。
(プロフィールを掲載する際に、肩書きが必要なのです)。
そういうときは、もちろん「詩人です」と訂正を入れるわけです。単なる訂正です。
私は詩から出発した人間だし、今も詩と、詩を通した景色だけを見ている。
本物のアイドルを間近にすると、色んな意味で私なんかとは違うと実感します。

だから仕事や取材で「アイドルとしてはどんな活動をしていますか?」とか
「文月さんはアイドルですよね」とアイドル的な役割を振られると違和感があります。
私はアイドルではありません。
強いて言うなら、職業ではなく、在り方です。誰かにとってそうであれたらいいなと。
なぜなら私がやりたいことは全て、詩にまつわる活動だから。
詩人の朗読がアイドルのライブの中にあってもいいんじゃないか…
アイドルのように、テレビやラジオに出る詩人がいてもいいのに…
詩や詩人の存在が、アイドルみたいにポピュラーになるといいな…
私が初めに持っていたのは、その思いだけでした。
そして、今年はその思いを達成した1年でもありました。

ラジオで朗読したり、文学イベントに出たり、取材を受けたり、
いままで自分のやってきた活動が芸能と結びついたら面白いな、という意図でミスiDにエントリーしました。
ミスiDエントリー中も含めて、「アイドル」を自認したことはなかったと思います。
私自身が名乗っているように受け取られがちな、
「ポエドル」という肩書きについても、私の知らないところで広がりました。
誰が発案したのか、出所は不明なのです。自ら名乗ったり、使用したことは一切ありません。
「ポエドル」が本人の意向を無視して、
当然のように定着してしまったのが、面白さでもあり、悩ましいところでもあります笑。

***

今週27日(土)は、ミスiDフェスティバルに出演します。
20時~ 木村仁美ちゃん、大原由衣子ちゃんとのダンス×音楽×詩のコラボレーションです。

正直、8月のTIF出演以来はミスiDを取り巻く空気にしっくりきていないのも事実。
そもそも業界の匂いに嫌悪感を覚える私にとっては、
もっと早く離れるべき場所だったのかもしれません。
10月のシブカル祭。にも出演しましたが、すでに「これで最後かも」という思いはありました。
一人一人の女の子や関係者、ミスiDファンは大好きですし、とても感謝しています。
お世話になったご縁を大事にしたい気持ちもあります。
ただもう少し冷静でいたい、というか「仲間」から外れていたいんだと思います。
ミスiDの中でも、詩の朗読をする子が水野しずさんはじめ数名出てきていますし、
そういう意味では、私の役割は達成されたでしょう。今は幕引きの仕方を考えています。

感謝の気持ちも込めて、来年は個人企画のイベントを沢山やる予定です。
トークや朗読、コラボレーションなどに挑戦します。ぜひ会いに来てください!

***

"詩の世界を背負っている文月悠光像"を否定するわけではないけれど、
少なくとも、私自身はそのイメージに縛られないようにしなくてはいけないと思う。
その認識が、少なからず自分への誤解に繋がったのだから。

自由になってもいいかな、と言うと、今までが自由じゃなかったみたいですが、
自由に振る舞うことを正当化するために、自分自身や周りを騙すことはないだろうと思う。
まっすぐ頑張ってきたつもりが、5年10年経つうちに、少しずつ捻じれてきてしまったんだな。

他人に見られている部分だけが、すべてではない。
また素直に努力していきたい。

***

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by moonpower0723 | 2014-12-24 22:16 | わたし
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文学少女は詩人をめざす


by moonpower0723
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