<   2010年 04月 ( 7 )   > この月の画像一覧

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必然事項というものがあって、私はそこに未生年月日を記さねばならない。

山口市の中原中也記念館にて、
<企画展・第15回中原中也賞>が開催中です。

7月19日までゆったりと。
文月の幼少時代からの写真、昔(小学生の時の汗)の創作ノート、愛読書、草稿の複写、
森本めぐみさんが描いてくださった詩集装画の原画(!)などを展示しております。
(資料一覧を記念館のHPで見ることができます)。
ご興味のある方は、ぜひ足をお運びください。

山口県山口市湯田温泉1-11-2

開館時間 【5月~10月】 午前9:00~午後6:00(入館は5:30まで)
【11月~4月】 午前9:00~午後5:00(入館は4:30まで)
休館日 月曜日(祝祭日の場合は翌日)、毎月最終火曜日
年末年始(12月29日~1月3日)
その他展示替えなどのため、臨時に休館することがあります。
入場料 一般310円(262円)・大学生210円(157円)
小・中・高校生150円(105円)
70歳以上は無料
(  )内は20人以上団体料金
お問い合わせ Tel.083-932-6430 chuyakan@c-able.ne.jp
※中也の生誕日(4月29日)は入場無料となります。

***

TBSのラジオ番組『GAKU-Shock(ガクショック)』にゲスト出演いたします
(もう収録済みです)。
高学歴お笑いコンビとして知られるロザン(宇治原史規さん、菅広文さん)さん、
TBSアナウンサーの加藤シルビアさんの3人の番組です。
放送は5月2日(日)TBSラジオ(関東圏内954kHz)で夜11時30分からの予定。
ABCラジオ(関西圏内)では同日夜10時から放送です。

ところで、番組HPには「詩を書くコツや詩の魅力をお訊きします」と記載がありますが、
そんな大それた話をした覚えは無いので
何かの間違いだと思ってくださって結構です汗。
とても緊張しましたが、和やかで楽しい収録でした^^
中高生を対象にした知的エンターテインメント番組という趣旨の番組で、
詩人としての話よりも18歳女子のおしゃべりの割合が高いかも。
プロのボケと突っ込みを目の当たりにして、異常にハイテンションになりました。
話すって本当に難しい。。お恥ずかしいです。。

放送日の次の日が月曜日なので、少々憂鬱かもしれませんが笑、
5月2日夜、楽しくお聴きいただければ、幸いです。

***

私自身の見えない徴 (角川文庫 ヘ 14-2)

エイミー・ベンダー / 角川書店(角川グループパブリッシング)



エイミー・ベンダーの長編小説『私自身の見えない徴』(角川文庫)が発売されました。
解説に詩を書いています。よろしくお願いいたします。

ところで、詩集の話
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by moonpower0723 | 2010-04-26 01:21 | 詩の仕事
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素敵なポスターができましたので、再びお知らせいたします。
今月30日までです。

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4月1日、本日より札幌のジュンク堂書店2F喫茶コーナーにて
写真家の杣田美野里さんと、写真と詩の展示を行います。


 詩・写真展 「蕾と花のあいだ」

 写真 杣田美野里 詩 文月悠光

○開催期間 : 4月1日(木)~4月30日(金)

○開催場所 : ジュンク堂書店札幌店2F 喫茶コーナー

○会場にて、限定500部の手作り小冊子(1部200円)を販売しています。

詳細
  
  と  ば  、  つ    み  が  開  く  と  き  。

略歴

杣田美野里(そまだ みのり)
 植物写真家・エッセイスト。
 写真集・礼文花物語シリーズ
 「星のうすゆき草」 「あつもり草の涙」
 フォト・エッセイ「花の島に暮らす」
 (以上、北海道新聞社)
 「利尻・礼文自然観察 ガイド」
 (共著、山と渓谷社)など著書多数。

文月悠光(ふづき ゆみ)
 詩人。
 2009年10月、
 処女詩集『適切な世界の適切ならざる私』
 を思潮社より上梓。
 2010年2月、上記詩集にて
 第15回中原中也賞を受賞


はじめてのコラボレーションです。
礼文島の蕾(と花のあいだ)たちの写真が出揃います。
開花間際に彼女らが口火を切った、そんなことばたち。
札幌を旅立つ前に遂げねばならない儀式のように思い、この展示に取り組みました。
ことば自体が持つ「やわらかさ」「したたかさ」を大事にしながら、写真と合わせていきました。
花開く季節に、みなさまお誘い合せの上、ぜひお越しください。

健康診断の日
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by moonpower0723 | 2010-04-17 12:23 | 詩の仕事
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大丈夫としか言えないことを 太ももの隙間抱いて見ていた




イミー・ベンダーの長編小説『私自身の見えない徴』
(角川文庫、4月24日発売)に解説“詩”「種まき」を書かせていただきました。

解説文ではなく、詩です。
詩を補足するかたちで、散文も書きました。

翻訳は管啓次郎さん
今回のお話は、管さんが詩を執筆されていた「アフンルパル通信」に、
私も詩を連載していたことをきっかけにいただきました。
解説の執筆の際、
編集者の安田沙絵さんに大変お世話になりました。
菅さんからも励ましのお言葉をいただきました。
ありがとうございました。

エイミー・ベンダーはアメリカの女性作家で
『燃えるスカートの少女』『わがままなやつら』という短編集を発表しています。
日本でも、その
(堀江敏幸さんがおっしゃるように
「永久凍土でできた楔のような言葉でまっすぐに突き刺」さってくるような)
毒のある短編群は大変な人気を呼びました。
『私自身の見えない徴』は著者初の長編にあたります。
この小説を、ひとりの少女の成長譚、とまとめてしまうことは許されません。
読後、それだけでは言い表せない(感動と言ってはあまりに浅い。もっと深みから)
さまざまな感情が押し寄せてきます。

私がエイミー・ベンダーを知ったのは高校3年生の春でした
(このブログでも何度か書かせていただきました)。
「わがままなやつら」を読み、すぐにエイミーの虜となりました。
今でも、海外作家の中で一、二を争うほどのお気に入りです。
エイミーの作品から得た着想、まかれた種は数え切れないほどですが、
今回はそのひとつを、“詩”というかたちに芽吹かせました。
『私自身の見えない徴』――数字と死の美しい物語と、私の詩が
読み手の胸の中で響き合うことができたら、
物語の世界をより楽しんでいただけたら、と思います。

というわけで、4月末になりましたら、書店の文庫の棚をぜひ訪ねてみてください。

余談*エイミーの作品が文庫化されるというニュースだけで
いちファンは狂喜したことを、ここに記しておきます^^

4月10日の朝日新聞朝刊の記事の反響が大きく、
拙詩集『適切な世界の適切ならざる私』2刷目は出版社の在庫が尽きたそうです。
4月中には3刷目ができそうです。
ご注文された方、申し訳ありません。
一部の書店にはまだ在庫がありますので、お探しください。
ジュンク堂書店のネットストア紀伊国屋WEBを見ますと、ネット在庫もあるようです。

こほんこほこほ
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by moonpower0723 | 2010-04-12 23:41 | 詩の仕事
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今朝(4月10日)の朝日新聞朝刊の文化欄にて、
中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞受賞についての記事が掲載されました。
記者の白石さん、取材の際はお世話になりました。
記事内には、過去の出来事に関する記述や、
現代詩手帖賞の受賞のことばなどが盛り込まれています。
読んでいると、私自身、自分の今までを思い返し、「こんなこともあった……」と懐かしい、不思議な気持ちになりました。
ありがとうございました。

ご報告が遅くなりましたが、
お手元にある方は、ぜひご覧ください。


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by moonpower0723 | 2010-04-10 21:31 | 詩の仕事
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ユリイカ2010年4月号 特集=現代ピアニスト列伝 アルゲリッチ、内田光子、ブーニン、ポゴレリチ、辻井伸行・・・鍵盤と指先の肖像

青柳 いづみこ / 青土社



背骨の階段を、つつっと今駆けおりていくから、まだ振り返らないで。


「ユリイカ」4月号にて、<第15回中原中也賞発表>。
受賞の言葉、詩集『適切な世界の適切ならざる私』から5篇の抜粋、選評が掲載された。
選考委員の方がそれぞれどう思われて選んでくださったのか、
私自身も気になるところだったので
(受賞者といえども、新聞ぐらいからしか情報が入らない。ツイッターとか笑)
4月号の刊行が楽しみでもあり、恐ろしくもあった。
読んだ後のいまも、実はまだ怖い。
怖いのは表紙。
ピアノの鍵盤、端を写す余地が無かったのだろうか。
おかげで、鍵盤が途切れることなく、どこまでも引き延ばされていくようで。
私の頭を一周するようで。ごめん、私はメリーさんのひつじしか弾けないのだ。
だから、黒鍵だけは許してくれるよね、ね。

六本木詩人会の会員、橘上さんの詩も掲載されております。
ご興味を持たれた方は、書店にてお求めください。

***

札幌のジュンク堂書店にての写真・詩の展示「蕾と花のあいだ」
おかげさまで、連日盛況のようです。
ありがとうございます。
200円の手作り小冊子も好評です。
30日までやっておりますので
まだ行かれていない方は、
余裕を持って足を運んでいただければ幸いです。

***

東京生活を始めてから一週間が過ぎた。
こっちに来てから、一日を妙に長く感じるようになった。

今朝、赤いエナメルで爪を彩ってみた。
18歳にして、マニキュアを塗るのは初体験に等しい。
元来不器用な私だから、かなりお粗末な出来栄え。
赤は好きで、自分でも好きだとわかっていて、何でも赤を選んでしまうのだけど
マニキュアの赤だけはさすがに気恥ずかしくなった。
大好きな赤なのに、絶望的なほど似合わないのだ。
せっかく塗ったのだから、とそのままでコソコソ大学へ行ったのだが
4限目、隣席の友人からついに突っ込まれてしまった。
この記事を書き終わったら、早いところ落してしまおう。
キーボードの上を赤い血玉が躍っているなあ。それを見ているのは心地が良い。
赤色の、これは自分の指ではない、
これは自分の指ではない、と打っているのも紛うことなき自分の指。
赤い爪が似合うようになるまで、あと何光年を要するか?

とうとう自堕落が露呈してきた。
節約中にも関わらず、駅前の古本市で3冊を連れて帰ってきてしまった。
しかし、まったく罪悪感が無い笑。

以下、戦利品報告。


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♦吉行 淳之介 著、 米倉 斉加年 絵
「女のかたち」  ¥200


♦宮本百合子 著
「婦人と文学」  ¥100



♦倉橋由美子 著
「わたしのなかのかれへ 全エッセイ集」  ¥300


これらを抱き、会計へと歩きだしたとき、
我ながら、なんて嫌な趣味だと狼狽した。
一時間半以上、古本市に入り浸った結果、
お金を払いたいと思ったのが、たまたまこの3冊。
偶然だが、結構痛い組み合わせである。
「女のかたち」はひとめ惚れ。米倉氏の絵に誘惑された。
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by moonpower0723 | 2010-04-07 23:24 | 詩の仕事
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本日、入学式でした。
毎度ながら、このような行事との相性が悪い。わたくし、道化です。


上京準備と、連日続いた大学のガイダンスに忙殺されて
お知らせできなかったこと、ここに書かせていただきます。
紹介が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。

こちらは本日からなので、もう一度お知らせいたします↓

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4月1日、本日より札幌のジュンク堂書店2F喫茶コーナーにて
写真家の杣田美野里さんと、写真と詩の展示を行います。


 詩・写真展 「蕾と花のあいだ」

 写真 杣田美野里 詩 文月悠光

○開催期間 : 4月1日(木)~4月30日(金)

○開催場所 : ジュンク堂書店札幌店2F 喫茶コーナー

○会場にて、限定500部の手作り小冊子(1部200円)を販売する予定です。

詳細
  
  と  ば  、  つ    み  が  開  く  と  き  。

略歴

杣田美野里(そまだ みのり)
 植物写真家・エッセイスト。
 写真集・礼文花物語シリーズ
 「星のうすゆき草」 「あつもり草の涙」
 フォト・エッセイ「花の島に暮らす」
 (以上、北海道新聞社)
 「利尻・礼文自然観察 ガイド」
 (共著、山と渓谷社)など著書多数。

文月悠光(ふづき ゆみ)
 詩人。
 2009年10月、
 処女詩集『適切な世界の適切ならざる私』
 を思潮社より上梓。
 2010年2月、上記詩集にて
 第15回中原中也賞を受賞


はじめてのコラボレーションです。
礼文島の蕾(と花のあいだ)たちの写真が出揃います。
開花間際に彼女らが口火を切った、そんなことばたち。
札幌を旅立つ前に遂げねばならない儀式のように思い、この展示に取り組みました。
ことば自体が持つ「やわらかさ」「したたかさ」を大事にしながら、写真と合わせていきました。
花開く季節に、みなさまお誘い合せの上、ぜひお越しください。

***

「週刊 読書人」4月2日号の特集「優良辞典案内」に
エッセイ「〝詩〟と言葉の交接」を書きました。

東京へ旅立つ直前に書いた、辞書に関する文章です。
同特集には、外山滋比古氏、東直子氏もエッセイを寄せていらっしゃいます。
ちなみに、私は昨日ついに念願の電子辞書を手に入れました。
好きなのは紙の方ですので、使い分けたいと思っています。

***

「別冊 詩の発見」第9号にて、疋田龍乃介氏が
拙詩集『適切な世界の適切ならざる私』の書評を書いてくださいました。

疋田氏は大阪芸術大学の学生さんでお若く、おそらく私とも年が近いのでは、と思います。
そのせいか、疋田氏が書評の冒頭に書かれている、学校に関する描写は実感がこもっており、
非常に印象深かったです。
言葉が直球で、まぶしく感じました。
ありがとうございました。

また、同誌の特集<2009年の新刊詩集を読む>では
高階杞一氏と山田兼士氏が対談形式で10冊の詩集を紹介しています。
拙詩集に関しても、取り上げてくださいました。
ありがとうございます。
なかなか突っ込んだお話で、正直なところどきどきしました。
首の後ろがすうすうします。

***

詩と思想 2010年 03月号 [雑誌]

土曜美術社出版販売


「詩と思想」3月号の詩誌評にて、光冨いくや氏が
詩誌「月暈」第3号収載の「狐女子高生」を取り上げてくださいました。

ありがとうございます。
光冨さんの詩誌評は3月号が第1回目でしたが、
とにかく紹介数が多く、評者としての視野の広さが窺えます。今後も注目です。

***

「週刊 読書人」3月12日号の文芸同人誌評にて、白川正芳氏が個人詩誌「月光」を紹介してくださいました。
「書きたいものを書くには同人誌に限ると同人誌の力をあらためて再確認した」
とのお言葉がとても嬉しく、励みになりました。
ありがとうございます。

***

詩集『適切な世界の適切ならざる私』の装画を描いてくださった、
画家の森本めぐみさんのインタビューが
ICC(Inter-cross Creative Center)のサイトにて掲載されています。→こちら

私も少しだけコメントを寄せています。
森本めぐみさんの画家としての姿勢が見えてくる良いインタビューです。

このインタビューは、3月25日の北海道新聞朝刊でも記事として掲載されました。

***

3月24日の北海道新聞朝刊にて、
札幌ジュンク堂書店の詩と写真の展示に関し、写真付きで紹介されました。

写真家の杣田美野里さんと2ショットで写っています。
北海道新聞の記者Kさん、お話をたくさん聞いてくださり、ありがとうございました。
展示、今日から30日まで札幌ジュンク堂書店2F喫茶コーナーにて行っています。
ぜひお越しください。


長くなりましたが、以上、お心に留めていただければ幸いです。
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by moonpower0723 | 2010-04-01 20:34 | 詩の仕事
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私の詩集『適切な世界の適切ならざる私』
第19回丸山豊記念現代詩賞をいただきました。


受賞、大変嬉しく思っています。
詩集出版まで支えてくださった方々、
私の詩を選んでくださった、審査員の清水哲男さま、高橋順子さま、
応援してくださったみなさまへ心よりお礼を申し上げます。
これからも受賞を励みに精進いたします。
よろしくお願いいたします。

というわけで、5月15日に福岡県久留米市にて贈呈式ほか、
受賞者記念講演、朗読が行われます。
うう、恐ろしい。何も言うまい。

西日本新聞さん、読売新聞さんほか、記事にてご紹介ありがとうございました。
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by moonpower0723 | 2010-04-01 18:52 | 詩の仕事

文学少女は詩人をめざす


by moonpower0723