人気ブログランキング | 話題のタグを見る

消費行動消費行動。

消費行動消費行動。_d0101676_22433735.jpg


調子が悪いと思っていたら、一ヶ月以上本屋に行っていなかった!
(家の徒歩圏内に本屋がなくなって以来、忙しくなるとこういうことになる)
試験があり、〆切があり、そうこうしているうちに風邪をひき、東京に飛んで。。。
図書館に行ったのも2週間前だ……。
ふしぎなもので、そう自覚したとたんに血色が悪くなり、生命の危機に瀕する。

……ので、行ってしまった昨日。

消費行動激しい、図書券消費。図書券のみやびなお方は紫式部かな。
母に「火事で燃える前に、使っておけ」と脅かされたので、
派手に紫式部をばら撒いてきた。
詩集の本棚は、本をひっぱりだす度に埃が舞う。
かなしい本屋。

一年ほど前から気になっていた、

泣くと本当に涙がでる

中村 葉子 / ポプラ社


という詩集と

西元直子「けもの王」(アマゾンに出てこない。。)が唐突に面白く感じて、

もの食う人びと (角川文庫)

辺見 庸 / 角川書店


も買った。装丁は菊池信義。

前者2冊の詩集は、記憶が呼び覚まされる感じがする。
もう少し難しいものも読んだ方がいいのだろう。
そういうのは、図書館で借りてこと足りる。。
(期限がないと読めない自堕落な私)

まだ途中だけど、「もの食う人びと」は予想以上だった。
古本で買わなくて良かった。
もっとも、薄汚れた感じがこの本には似合うのかもしれない。
その内、この本について何か触れるかも。

私の部屋の本棚は、かなり前から限界に達しているのだけれど、最近はもうひどい。
入りきらない分は、部屋の隅に積んであるけど、倒れてこないのがおかしいくらい。。
2年前の「セブンティーン」を避難させて(ここで、女子高校生である最後の自負が消えた)、
引き出しの上に本棚を作る。それでも溢れかえる。
SONGSの椎名林檎特集の録画を見る。
以前、私の詩を
「誇っている感じが、椎名林檎に似ている」と誰かが言っていたのを思い出す。
私の誇りなんて、吹いたら飛びそうだ。
飛びそうだから、書いてかろうじて繋ぎとめるんだろう。
でも、それじゃただのエゴだ。
書き足りない。量の問題ではない。
書いたものが次の瞬間はもう偉そうだし、腹が立つ。
腹が立っていることを誰かに伝えたくて、また書いてしまうので、もう止まらない。
こうして当たり前のことを書き連ねるだけでも、全身かゆくなる。


最近読んだ本。

ひと呼んでミツコ (講談社文庫)

姫野 カオルコ / 講談社



旅行中に読んでいた。飛行機の中で何度か吹きだしそうになった。
一見よくある勧善懲悪なんだけど、飽きがこない。
連作でも、切り返しの違いでこんなにバラエティーに富むというよい例だと思う。

海の上の少女―シュペルヴィエル短篇選 (大人の本棚)

ジュール シュペルヴィエル / みすず書房



日本で評価の高いフランスの詩人の短編小説集。
私は寓話が好きなので、そのけがある話を楽しく読んだ。

雨・赤毛 (新潮文庫―モーム短篇集)

サマセット・モーム / 新潮社



桜庭一樹の愛読書らしい。「雨」は結末に拍手。
違う訳でも読んでみようかな。

群像 2009年 06月号 [雑誌]

講談社



本谷有希子「あの子の考えることは変」が、各所で褒められているので読んでみた。
面白いんだけれども、正直自分になじみ過ぎて、評価ができない。
それにしても、『群像』は色々載っていていいナー。
「侃侃諤諤」というコラムが素晴らしい。あれは誰が書いているんだろう?
(匿名時評らしい。魅力的過ぎるー)

6月も終わる。あっという間だ。
特にここ1ヶ月は早かった。
比喩として、なるべく自分を殺したいと思う、今日この頃。


読んでくださり、ありがとうございます。

  にほんブログ村 ポエムブログへ
ランキングはこちらをクリック!

あなたの拍手でもっともっと頑張ります!
一言メッセージ欄、いつも楽しく拝見しています。
「もっと送る」をクリックすると画像が変わることがあります。

押してくださいにゃ♪

by moonpower0723 | 2009-06-29 22:44 | わたし

文学少女は詩人をめざす


by moonpower0723