お月さまになりたい。

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「詩と思想」4月号詩誌評/詩人、不適合。/詩集。

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「詩と思想」4月号の詩誌評にて、
伊藤浩子さんが個人誌「月光」について書かれています。


詩と思想 2009年 04月号 [雑誌]

土曜美術社出版販売



1ページ近くを割いて、創刊号から2号にわたって広く取り上げてくださいました。
「黄色い目」「洗濯日和」「新しい詩作」の詩句が引用され、
特に「花火」について重点が置かれています。
「花火」……発表当初はかなり反応の薄い作品だったのですが、
詩手帖年鑑のアンソロジーの収載作品に推薦されたのを皮切りに、
最近いただく感想の中には「花火」に関するものが増えてきました。
意外なことで嬉しいです。

評の最初の文章を引用します。

若さとはなんだろう? それだけで独立して一人歩きし、どこか本人の知らないところで花開いているような? あるいは体の中でぐるぐると回って、いつの間にかできた水たまりにのぞく空のような?

どんなお褒めのことばより、
伊藤さんから、こんな「詩」をいただけたことを喜びたいと思います。
勝手に「詩」などと書いてしまったけれど、この文章はかなり的を射ている気がします。素晴らしい。

伊藤さんは今回の詩誌評で、個人誌のみを取り上げて、
「ひとり」で活動する意味について真摯に考えていらっしゃいます。
私個人は地域的にも年齢的にも自分は「ひとり」だな、と感じることが多く、
また失敗も成功も自分ひとりの責任という一種の「気楽さ」が合っていると思ったので
「月光」を創りました。
他の方々はどうなのだろう。おそらくひとりひとりその動機は違うのでしょうね。

***

ユリイカ2008年4月号 特集=詩の言葉

青土社



今さらながら、1年前の「ユリイカ」4月号を図書館から借りて読んでいる(買え)。
正確に言うと、父が借りてきたのをかっぱらった。
話題になった特集「詩とことば」、最果タヒさんの中原中也賞受賞発表。
詩人であれ、周囲が何かについて騒いでいるときに、
その何かを読むのは感覚が狂いそうで、あまり好きではないみたい。
(だから、ゼロ年代詩の座談会も1年後に熟読していると思うな……たぶんだけど笑)
川上未映子の中原中也賞受賞をあまり支持できなかった方は、
もう一度、座談会「魂とフォーマットのあいだで」を読み返すべきだろう。
さらに「支持できない!」と憤然となる方もいらっしゃるかもしれないが。。
少なくとも、川上さんが「小説」と「詩」のことばをどう考えていらっしゃるのかがわかる。

中田健太郎さんの「言語の過剰と詩の叙情」という2000年代の詩に関する文章の注釈に、
(詩の領域の多用化をすすめる詩人の例として)私が出てきてびっくらこいた。
「生きのびろ、ことば」でもそうだったけれど、どうやら私は現代詩フォーラムや詩のボクシングの回し者みたいになっているみたいだ。やあ、光栄じゃないか、やあやあ!
ただ、双方とも情報が微妙に間違っているのが気になる汗。
私が「ぽえ。」に投稿したのは2回だけなのだった。んなこたーどうでもいいか。
でも書いてくださるのは、やっぱり嬉しい。

このごろ、自分は詩人に向かないと思う。そもそも詩人といっていいのか。
もう少し何か失う必要があるだろう。見失ったふりをして、ひとつのことに取り組むべきだ。
熱しやすく冷めやすいのは、長所だと自負しているけれど、仇となることも多い。
詩は好きだけれど、詩人という人たちはどこか色眼鏡で見ていて、正直好きになれない。
詩人にもいろいろあるのはわかっているけれど、悪いところばかり目に付いてしまう。
また、その世間的に言う「悪いところ」だけで詩を書いてしまう人がいる。
だから、私は詩人であることからできることなら抗いたい、逃げたい。
この「できることなら」という一種のひたむきさが、くせものだ。
狭いところにくすぶって、一つの小さな問題について、持論を弄する集団性が理解できない。
その楽しさはわかるけれども、意義がわからない。いっそう異様なものに見える。

若さに助けてもらっていることは承知の上で、それを失ったら、おそらく私の詩なんて成立しなくなる。
年齢って絶対的すぎて恐ろしい。
他人から憎まれるくらい、それを誇示してみるのもアリだと思う。
どうせあと3年もすればわかること。
いま自分は消える消えない以前に、現れてもいない。そのことしっかりと認識するべきだ。
詩集、のことについてここに書くのは初めてか。まあいい。
大谷さんから宣戦布告をされたので、書いてみよう。
初めての詩集、いい本にしたい。秋までに、なんとか。
本が出る、という受身姿勢ではなく、本をつくるという意識でいたい。
1編1編書いてきたように、1冊を編もう。


読んでくださり、ありがとうございます。

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実は、この記事は1回消えてしまった。
ひとりで、PCの画面に向かって「あー!」と思わず叫んでいると、自分は馬鹿かと我に返る。
もう一度たんたんと書けばいいのだ。

一気に冷めた。
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by moonpower0723 | 2009-04-15 22:50 | 詩の仕事
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文学少女は詩人をめざす


by moonpower0723
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