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キセキgozoCine; vol.1 ~奇跡的はじめましてのご挨拶編~

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一昨日、学校の帰りに文学館に寄って、
キセキgozoCine; vol.1 裏声=吉増剛造×工藤正廣
に行ってきました。
吉増剛造展に関連する4回目のイベントです。
(この記事の文体ですが、今回はですます調で丁寧に書いてみます)
会場には5時45分すぎに到着、早すぎて会場はまだ開いていませんでした。
販売されている吉増さんの詩集を読んだり、
ロビーの文芸誌コーナーを斜め読み(「文藝」の“作家ファイル1998~2008”が興味深かったです。紹介されるような作家さんが10年間で133人も生まれています。文藝の新人賞が輩出した新人とイコールなのかしらん)するなどして時間つぶしをした後、床に足跡のごとく点々と続く吉増さんの原稿を眺めていると、
受付の女性の方に
「吉増さんの詩が好きなの?」
と聞かれました。
「あ、はい。もともとは写真からなんですけど……。
中学生のとき『現代詩手帖』を買い始めて、
表紙が吉増さんの撮った写真で……
どんな風に撮っているんだろう、
どんな方が撮ってるんだろうって興味が湧いたんです」
と、きっかけはあくまで好奇心であったことをアピール。
「初日にもいらしてたわよね?高校生?
私美術館で受付してたとき、
制服だったから『珍しい』と思ってね、覚えてたのよ。
あ、ちょっと待ってね!
吉増さん紹介してあげるから!

ま、まじですか
ほんとうですか


信じられない気持ちで、私がぼんやりしているうちに
受付の女性は、展示会場の中へ駆け、「吉増さん、高校生の方がいらしててね。珍しいでしょう!『現代詩手帖』で吉増さんの写真に興味を持ったんですって」……(どうやら、目の前の展示会場に吉増さんがいらっしゃるようだよ。あの一歩踏み込んだところに。なんと勇気のいる一歩だろう)
「ささっ、この奥にいらっしゃるから」
と連れられて、ついに展示会場の中へ。
そこは吉増剛造さんの世界。。。
というだけで十分ですのに、なんとご本人がいらっしゃるのです!
展示の棚に腰をかがめて眺めているひとりのお方。。。
「は、はじめまして。ふづきゆみといいます」
口がまわりません。ああ目が回りそう。
何を話し、何をお話してくださったのか、緊張のあまりはっきりしないけれども断片的に。。
「『現代詩手帖』買っていらしたの?」と尋ねられ、
手帖賞をいただいたことを消え入りそうになりながらお話しすると、
まぁッ!
その一声が大きくてびっくりましました。
「何月号に載ったの?5月号?
まぁ。それじゃ帰ったら、見てみます」
「担当の方はどなた?
あぁ、●●さん、そうなの」
「今何年生?……2年生、まだ一年あるのね」

吉増さんはそこで一呼吸おくと
めまぐるしく会場を歩きまわりながら、
「まぁ、こういうふうにならないようにお手本ということでしっかりと見ていくんだね」
と皮肉な笑みをもらしました。
「ええっそんな……」と激しくキョドる私(なんか遊ばれている)。
なりたいなりたくない、という以前に
吉増さんの存在はひとりきりです。目指せる方ではありません。
「詩だけじゃなくて、絵画とか演劇とか音楽とか彫刻とかね、
色々なものに触れることだね。
私なんか生まれた時代のおかげで
触れすぎちゃって
そしたらこんなにバクハツしちゃった」

と、展示された自身の著作物をポンポン、と叩く吉増さん。
その態度は作品に対してあまりにそっけないので、バクハツ、という言葉が消化されないまま私の頭上で浮かんでいました。バクハツ、こんなに寡黙で壮大なバクハツが他にあるのでしょうか。
「あなた、名刺なんて持っていらっしゃらないだろうから、私の名刺あげる。
これにあなたのお名前書いて、後で頂戴」
と4枚名刺をくださいました。
吉増さんの名前の裏に、自分の名前を書くことは、とても勇気が要りました。
「もったいない!」と後でYさんに言われました汗。

さてはて、そんなことがありまして、バクハツを抱えたまま、イベント会場へ。
最前列の席を確保しました。
おかげさまで、吉増さんにイベント中にも関わらず、少々からまれました笑。
イベント(キセキgozoCine; vol.1 )については
また別にお届けします。幸せで不思議なひと時でした。ではでは。

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急なお知らせで申し訳ございません。

7月7日(月)、アートスペース「OYOYO」にて催される朗読会に参加します。
きっこさんのお誘いによるものです。楽しみです。
ジャズの生演奏と、自作詩朗読のコラボレーションという感じでしょうか。

OYOYOガイアナイトⅡというイベントの一部として行われます。
あえて暗闇の中で音や空間を楽しんでみよう!というイベントです。

時間:19:00~21:00

場所:札幌市中央区南1条西6丁目 第2三谷ビル 6階
※電車通り沿い 東急ハンズを西に2軒先のビル)

アクセス:地下鉄大通駅 出入口1番(昭和ビル内)より徒歩3分
     ※駐車場はありません。近隣の駐車場をご利用下さい。 

アートスペース「OYOYO」、まだ行ったことはありませんが、
なかなか素敵な空間のようです。わくわく。
ちなみに、村田譲さんやダーザインさんなども出演なさる模様。
バナナボート以来ですから、一年ぶりの再会ですね。
あのときの朗読……消したい笑

このイベントについてはまた改めてお知らせできたらいいなと思います。


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by moonpower0723 | 2008-07-03 22:58 | 詩の仕事
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文学少女は詩人をめざす


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