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4日放送NHK「おはよう日本」インタビュー/岡崎京子展図録に詩を寄稿/21日ドバイ朗読会

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アブダビの小さな島・デルマの海。ガイドの方が写り込んで、幻想的な一枚に。

ドバイから帰国後に記事をアップしたばかりですが、加えて、お知らせです。

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◎岡崎京子展の展覧会カタログ『戦場のガールズ・ライフ』に、
トリビュート作品として、詩「スピーカーフレンド」を執筆しています。

漫画家・岡崎京子さんの『リバーズ・エッジ』から着想を得て、
ここにいない〈あの子〉と応答する少女を描きました。
何者でもない誰かの声を聴いてしまう、少女のおはなし。
展覧会会場の世田谷文学館、全国書店にて発売中です。

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―― ご覧の少年少女の提供でお送りしています。

【関連】3月4日、NHKインタビュー出演のお知らせ!

明後日、3月4日(水)朝のNHK総合1「おはよう日本」の特集にて、
岡崎京子さんの作品に関するインタビューに答えています。
放送は、朝7時~8時台の予定です(変更・延期の可能性有り)。
岡崎作品の感想や、岡崎京子展カタログに執筆したトリビュート詩についてお話ししました。

岡崎さんの漫画には、熱心なファンの方が多く、わたしがコメントすることにためらいもありました。
しかし世田谷文学館の展覧会に行って、その不安が吹き飛びました。
原画を丹念に見ていくと、影のつけ方や色味が軽やかでおしゃれなこと。
ひとつひとつの切り取り方が、映画のワンシーンのようです。
女子のキャラ分析の先駆けのような雑誌連載も発見。
観察眼の鋭さは、小学校の卒業文集から際立っていた(何というか、すごく大人びた文章だった)。
さらに「広告批評」掲載の岡崎さんのエッセイには、社会へ鋭く切り込んでいる一文も。
「抑圧があることが問題というのでなく、それが一見すると『ナイ』と見えること」。
観察眼が鋭い上に、見抜いたものをきちんと描ける方なのでしょう。
作者に確固たる芯がなければ、「女の子の落ち方」は正気で描けない。
並みの作り手なら、引きずられてしまうもの…。

口頭でのインタビューで、どの程度お話しできたか自信はありませんが、
とにかく3月4日にご覧いただけたら嬉しいです…!(緊張)

【放送後に追記】
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岡崎京子特集の記事がアップされました!(NHKニュースの動画付き)

岡崎京子さんのNHKニュース特集。書き手として影響を受けた部分、惹かれた漫画の場面についても色々とお話ししたのですが、コメントって難しい。でも今まで知らなかった方にも、岡崎京子さんの作品読んでみようかな、って思っていただけたら嬉しいです。
自信のないコメントを抜かれてしまったけれど、岡崎さん作品の視点を読者として、とても信頼しています。91年生まれで世代は違いますが。震災以後の日本を岡崎さんが描いたら、どんな作品がうまれるんだろうって。そんなことを考えながら、トリビュート作品の詩を書いたのでした。
そして、朝のNHKを見ていた人の一定数が「漫画? 遺体?? 詩人???」と混乱しただろうと想像し、愉快な気持ちにもなりました。漫画家や詩人の話題がメディアに登場することって、今は珍しいみたい。生きて動く詩人がいるの、って感じだよね。記者の山室桃さん、チャレンジングでした。ありがとうございました!
***
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昨年3月に、高円寺アバッキオで行った詩×旅、単独朗読会「夜を旅して」の様子(撮影:深堀瑞穂さん)

◎3月21日(土)、久々の単独朗読会をやります!

文月は1月から〈日・アラブ首長国連邦(UAE)芸術家文化人等交流事業
 平成26年度 作家交流プログラム〉に参加し、1ヶ月間ドバイに滞在していました。

イベントでは近作の詩の朗読はもちろん、ドバイ1ヶ月滞在の様子を、
現地で撮った写真などまじえてお話しいたします。
会場はお馴染み、高円寺の小さな古書店・アバッキオ。和気あいあいと楽しみましょう!

「文月悠光のドバイ報告&朗読会」
日時:2015年3月21日 
開演:19:30より(開場19:00)
会場:Ab’acchio(アバッキオ)
〒166-0002 東京都杉並区高円寺北 2-38-15
定員10名限定 ¥1500(ワンドリンク付)
*ご予約は、abacchio.book@gmail.com にお願いいたします。
定員が少ないので、キャンセルの際や、当日来られる方は、必ずご連絡ください。

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同じく昨年3月に、高円寺アバッキオで行った「ミスiDガールズナイト」の一幕(撮影:レムさん)

***その他、掲載のお知らせ***

◎発売中の「サイゾー」3月号〈アイドルで現代詩〉第7回は
Sexy Zoneの中島健人さんを題材に、詩「恋の真珠」を綴りました。
「恋だけが光になる」という中島さんの発言を引用し、コラムと詩を書き下ろしています。


◎IROYAマガジンにて連載中のコラム〈色×読書〉第2回
「岩波文庫の赤緑 – ローマ字の物語」をこちらで公開中↓

――アルファベットの中に、文豪の痴態も、神々のことばも息づいている。
赤や緑に彩られ、本棚の一角で冬日に照らされながら。
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***雑記***

最近、悔しくてたまらなかった出来事。
ドバイでの体験が濃密すぎて(そもそも帰国した日が締め切り日でした)、
やり抜くはずだった批評家養成ギブス修了課題の原稿が流れてしまった…。
日が経つほどに、じわじわ悔しい。この夏から冬までやってきたことの集大成だったはずなのに。
3期生だった証に大きなものを残そう、と思っていたのに。
自分はまだまだ要領が悪いし、気まぐれに左右されるし、器も無いんだなと思いました。
いつかは終わらせなくてはいけないのに、「まだまだ」と引っ張り過ぎてしまった。

身から出た錆、自業自得、後悔先に立たず…(さんざんだ)とはまさにこのこと。
でも、おそらくもっと良い場所があるよ。ということなのでしょう。
多和田葉子と、尾辻克彦の小説について書いてもいいよ!という媒体さんがあればぜひ。
デ・クーニングの絵画批評は、手直し次第noteにアップしようっと。うん、諦めない。

 
 
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by moonpower0723 | 2015-03-02 21:35 | 詩の仕事
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文学少女は詩人をめざす


by moonpower0723
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