大谷有紀×GASA* 冬の引き出し展/雑誌milleにレモンの詩/びーぐる第21号に詩、『屋根よりも深々と』対論/つばさ第12号に詩/詩手帖年鑑アンケート

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おとといの言いわけは
ティッシュにくるまれて
コートの右ポケットからこぼれ落ちた。


photo harumi ikeda (humming)
hair&make michio izutsu
styling mie igarashi


12月6日(金)- 12月15日(日)
デザイナーの大谷有紀さんの展示に、
詩「冬の引き出し」、一行詩を寄せています。

2e 大谷有紀 × GASA* - 冬の引き出し -

デザインユニット「2e」やファッションブランド”Ki Noe”などを手がける、
デザイナーの大谷有紀さんが"GASA*"とコラボレート。
大谷さんのオリジナルテキスタイルを用いた洋服や、
レースやパールなど様々な素材を合わせたアクセサリーを販売。
冬の宝物をのぞくようなスペシャルな9日間です。
文月悠光による、書き下ろしの詩とのコラボレーションもお楽しみください。
わら半紙に刷った詩を配布予定です(部数限定)。ご希望の方はお早めに。

■DATA  2013年12月6日(金)- 12月15日(日)  会期中休 9日(月)
■PLACE  GASA*SHOP白金台 東京都港区白金台3-18-5 / 03-3443-9895
■OPEN  12:00 – 20:00

大谷有紀(おおたに・ゆき)
デザイナー。東京藝術大学にてデザインを学び、2007年修士課程修了。
在学中よりデザインユニット「2e」(ニイー)として活動。
著書に「ペーパー・シンドローム」(ピエ・ブックス)。
現在、資生堂宣伝制作部に勤務。2013年より、武蔵野美術大学非常勤講師。

GASA*(ガサ*)
1994年より、デザイナー五十嵐三恵と松谷正晃によりスタートした洋服のブランド。gasa.co.jp

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↑↑DMより詩「冬の引き出し」の抜粋。詩の続きは展示にて読むことができます…!

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大谷有紀さんが編集長・ADの雑誌『VACANCES』
連載詩〈背伸びの感じ〉を執筆しています。
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連載〈背伸びの感じ〉では、毎回一つの装身具をモチーフに、大人の女性を描いていきます。
発売中の2号は〈グローブ〉の女性像を、詩「祈りの羽ばたき」で表現しました。
おいたまいさんの挿絵と共に掲載されています。

雑誌『VACANCES』は2月・6月・10月の年3回発行。
サングラス、グローブ、スカーフ…「ひとつの装飾品から広がる旅」をテーマにした
非日常の記憶をよびさますようなファッションフォトを中心軸とした雑誌です。

◎ネットからのご購入は2eのウェブショップからどうぞ。
Lamp harajukuさんなどでもお取り扱い中だそうです。
最新情報はFacebookページをご確認ください。

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◎掲載情報

雑誌「mille」no.0に
詩「レモンの涙」を書き下ろしました。

テーマの「レモン」と、セレクトした富田彩子さんの写真を題材に書いた一篇です。
誌上のコラボレーション、デザインのお力もあり、
とっても綺麗に仕上がっています。是非ご覧いただきたいです。

PHPスペシャル増刊 mille (ミル) 2013年 12月号 [雑誌]

PHP研究所

全ページカラーに加え、
宇野亜喜良×穂村弘、東直子、魚喃キリコ、
内藤 礼×川内倫子などの豪華な執筆陣(大好きな方々ばかり…)、

最近会う人会う人にmilleのことを話しているのですが笑、
これで1000円という価格は大変お得です…! 

「mille」の新鮮なデザインは、一冊丸ごと今垣知沙子さんによるもの!
読み物ごとに雰囲気の異なるレイアウトを楽しめます。
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↑↑同じく今垣さん装丁の拙詩集『屋根よりも深々と』と勝手に並べてみました´`*

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詩誌「びーぐる」第21号
〈特集 新鋭気鋭の詩人たち〉に、
詩「風葬」を寄稿しています

〈対論・この詩集を読め〉では細見和之さん、山田兼士さんが
拙詩集『屋根よりも深々と』を9ページに渡り論じてくださいました。
仔細にわたる分析で、詩の言葉を鋭く掘り起こされていくようでした。

屋根よりも深々と

文月 悠光 / 思潮社


びーぐる詳細⇒http://homepage2.nifty.com/yamadakenji/1beagle.htm
第21号目次⇒http://homepage2.nifty.com/yamadakenji/beagle21mokuji.jpg

全国各地の紀伊国屋書店、ジュンク堂、リブロ等の大型書店(全150店舗)で販売中。
またメール(澪標matsumura@miotsukushi.co.jp)でのご注文も可能です。

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歌誌「つばさ」第12号特集〈ガールズ・ポエトリーの現在〉に、
詩「真夜中の学習」と、ブリングルさん寄稿作品への
小論「再生する〈孤〉のしたたかさ」を執筆しました。

ブリングルさんの詩「順繰りに孤独を」に対する小論、自分なりのテクスト論を書いたつもりです。
作者への具体的なエピソードなり、メッセージの方が喜ばれる場なのだと思いますが、
少しでも面白がっていただけたら幸いです。

同特集には小川楓子さん、神野紗希さん、御中虫さん、
杉田菜穂さん、小島なおさん、野口あや子さん、平岡直子さんも寄稿しています。
エッセイを読み比べてみても面白いです。
女性の詠み手から目が離せません…!

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「現代詩手帖」12月号現代詩年鑑2014に
〈今年度の収穫アンケート〉回答、
2013年代表詩選150に、
作品「大きく産んであげるね、地球」が掲載されています。

毎年のことながら、
全472ページ(しかも2・3段組)の分厚さが只事ではない。。
この一冊で、2013年の詩歌の動向を探ることができます。2900円安い。

同誌では、TOLTAの山田亮太さんが
「文月悠光と最果タヒと永澤康太と福岡ポエイチと田中功起のこと」という文章の中で、
ここ一年の文月の活動に触れてくださっています。
特にミスiD2014オーディションでの活動について率直に評してくださいました。
まさか現代詩手帖でミスiDのことを取り上げてもらえるとは思わず、とても驚きました。

活動やスタンス、目標もそれぞれ異なる詩人たち。
直接手を結ぶことはないけれど、同じ時代に生きている限り
何かしらの影響を受け、不思議な共通項を持つこともある。
同時代の人の活動を目に焼きつけること、それを紹介していくこと。
見届けてくれる人がいるというのは、それだけで嬉しいことだし頑張れます。
山田さんの文章を拝読して
「まず誰かを見届ける目を育てたい」と心底思いました。ありがとうございました。

吉増剛造さん+瀬尾育生さん+佐藤雄一さんの展望鼎談や
小川三郎さんによる新鋭詩集展望にて、
拙詩集『屋根よりも深々と』の評を読むことができます。

アンケートの回答(拙くてすみません)を今年も記事の終わりに載せておきますね
(トップページからご覧の方は、
下記の〈抱いて君を罰する。…〉のリンクをクリック、です)。




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久野遥子さんによるアニメーションMV。
その「不気味さ」「わからなさ」に惹かれて何度も観てしまう。



抱いてきみを罰する。



…かと思うと



水とたわむれる、ももちゃん14歳の美しさに見とれたり。
(ほらフェティッシュとか、
あざといとか、男の子は考えすぎです。
大人しく狙い撃ちされましょう)

***

「現代詩手帖」2013年12月号年鑑 今年度の収穫アンケート

問1 今年度刊行された詩集で、印象に残ったもの5冊まで
藤原安紀子『ア ナザ ミミクリ』(書肆山田)
巫女が息を吹きかけて文字を散らしたような一冊。
八柳李花『明るい遺書』(七月堂)
感傷を否定する前にまず美しく眺めたい。
峯澤典子『ひかりの途上で』(七月堂)
子と歩む歩調で、確かなことばを響かせている。
三角みづ紀『隣人のいない部屋』(思潮社)
詩の言葉の持つ非日常性が、旅の景に表れる。

問2  今年度発表された中で印象に残った詩篇
大江麻衣「黒塚」(「ユリイカ」6月号)

問3 そのほか、今年度印象に凝ったもの
吉増剛造展「ノート君~’古石狩河口から書きはじめて」(札幌・テンポラリースペース)
270枚にのぼる詩稿を中心に、吉原洋一氏の写真、鈴木余位氏の8ミリフィルムが銀河を成していた。
赤木仁個展「あなたまはや みたに ふたわたらす」(東京・TRAUMARIS)
齋藤陽道写真展「せかいさがし」(東京・青山ゼロセンター)
吉原幸子草稿展(東京・葉月ホールハウス)
クロダミサト写真展「沙和子 無償の愛」(東京・ヴァニラ画廊)
多和田葉子・高瀬アキ パフォーマンス「虫の知らせ」(東京・早稲田大学、2012.11.15)
アムリタ公演「廻天遊魚」(東京・新宿眼科画廊)
映画『おとぎ話みたい』(山戸結希監督)
渡邊十絲子『今を生きるための現代詩』(講談社現代新書)
川上弘美『なめらかで熱くて甘苦しくて』(新潮社)
  
  

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by moonpower0723 | 2013-12-06 00:48 | 詩の仕事

文学少女は詩人をめざす


by moonpower0723