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ミスiD2014セミファイナル/詩×怪談/VACANCES連載/詩手帖・藤井貞和特集/HEATHAZE最終/道新にエッセイ

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詩が書けないのなら、なまみのからだでいたって仕方がないわ。
機械でいいわ。おんなじよ。


【投票中】ミスiD2014セミファイナルに進出いたしました。
詩×女の子の可能性を学ぶ旅に出ます。
どこまでが詩人として許される活動なのかと 恐る恐る歩むのではなく、
わたしが わたしの詩を追及できる場所へ一心に駆けていきます。

〈ミスiD2014〉オーディションに(恐れ多いことですが…)エントリーし、
なんとセミファイナリストに選んでいただきました。
ファイナリスト(最終候補者)に残れるかどうかは
公式サイトでの読者投票と、公式掲示板への書き込みによって判断されます。

◎ミスiD2014とは?
講談社主催のオーディション。
応募資格に「グラビア、女優、モデル、歌、ダンス、ブログ、文学、デザイン、
その他自分の得意なジャンルを持っていること」とある通り、求める女の子像がかなりユニーク。
2714名の応募者の中から、個性的なセミファイナリスト51名が選ばれました。
詳しくはこちらをご覧ください(絶賛公開処刑中です……。可愛い娘は日本の宝ね(´;ω;`))

◎セミファイナル(三次選考)について
読者投票は、公式サイト『ミスiD2014 オフィシャルHP』
公式掲示板『プロジェクト・アマテラス』の両方で、本日7月12日から投票可能です。

公式サイトの「いいね」「ツイート」数、動画の再生回数、
公式掲示板の応援コメント数などが投票の対象となります。
さらに、公式掲示板での活動も審査されるそうです。

また、アプリ「In The Loop」にて三次選考の期間限定で、二次選考で撮影した写真を販売。
ここでの販売数も最終面接へ進む評価となります→詳細
投票数を最も獲得した候補者1名は、ミスiD2014に選出されます。

公式サイト『ミスiD2014 オフィシャルHP』

公式サイトに行き、No.37文月悠光の写真上の
「いいね」「ツイート」ボタンを押すと投票になります。

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No.37 文月 悠光 Miss ID(このページのツイート数が投票対象です)
ミスiD コメント動画
公式掲示板 文月悠光スレッド(毎日更新します。ぜひ書き込みを!)


★自己PRの動画
この動画では、書き下ろしの詩「詩が書けないのなら…」と、
tokoneの詩と女タイツの言葉を朗読しています!


「詩が書けないのなら…」テキスト→http://p-amateras.com/text/16099

ちなみに、今日(12日)発売の「FRIDAY」7/26号に候補者51名が一挙掲載されています。
色んな意味で壮観です(女の子たちのパワーに圧倒されます…)。

「詩人なのになぜエントリー?」「これからどんな風に活動するの?」などなど
詳しいことは、公式掲示板にて綴っていきますね!
掲示板にて、ゆるりとお話ししましょう^^

女の子たちのパワーは凄まじいけれど、
「お月さまになりたい」を心に、文月悠光らしく闘います。
応援していただければ、とっても心強いです!

***

7月27日(土)19時より、「詩×怪談」@法真寺に出演します。

文月も企画協力中の「詩×」第4回の開催が決定しました。
「詩」「絵画」「寿司」の次は、「怪談」とのコラボレーション!
怪談の詩や物語を、ゲストの詩人たちが朗読します。
夏の夜、お寺で怖い話をして涼みませんか?

日時 7月27日(土)19:00開演(18:45開場)
場所 法真寺 本堂(東京都文京区)
http://www.hoshinji.jp/

ゲスト詩人:文月悠光、黒川武彦、暁方ミセイ、市毛友里、(カニエ・ナハさんの追加出演が決定!)
入場料300円、小中学生 無料。
オープンマイクもあり。怖い話・詩をお持ちの方はぜひ朗読をお願いします。

詳細は、「詩×」のホームページにて随時アップします。

☆8日の打ち合わせで法真寺に伺いました。
こんな立派なお寺で朗読できるとは!雰囲気たっぷりで感激でした。乞うご期待です。
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***

雑誌「VACANCES」にて、
詩の連載〈背伸びの感じ〉が始まりました。


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◎雑誌「VACANCES」(ヴァカンス)とは?
資生堂デザイナーとして活躍中の大谷有紀さんが編集長・ADを務めます。
テーマは、非日常の妄想旅行。美しいファッションフォトとコアな執筆陣が抜群の魅力です!

連載〈背伸びの感じ〉では、毎回一つの装身具をモチーフに、大人の女性を描いていきます。
普段の仕事では、少女っぽい詩を求められることが多いので、正に「背伸び」です。新鮮!
初号は〈サングラス〉の女性像を、詩「行方知れずになるために」で表現しました。
おいたまいさんの挿絵と共に掲載されています。

「VACANCES」 vol.1 2013 EARLY SUMMER 発売中。
◎執筆者(敬称略)↓↓
Patrick Ryan (パトリック・ライアン) ファッションデザイナー・武蔵野美術大学教授
五十嵐広明 (いがらし・ひろあき) 写真家
鈴木俊則 (すずき・としのり) フォトグラファー
伊藤礼子 (いとう・れいこ) ヘアメーキャップアーティスト
坂本龍彦 (さかもと・たつひこ) ヘアスタイリスト
L.A.TOMARI (とまり・あきお) フォトグラファー
小林エリカ (こばやし・えりか) 作家・マンガ家
文月悠光 (ふづき・ゆみ)  詩人
おいたまい (おいた・まい) デザイナー
池田陽美 (いけだ・はるみ) 写真家
志村信裕 (しむら・のぶひろ) 美術家

◎ネットからのご購入はNADiffのウェブショップか、2eのウェブショップからどうぞ。
取り扱い店舗:国立新美術館B1〈SFT〉、NADiff全店舗、Lamp harajuku、side burn

最新情報は、facebookページにて。
次号は10月16日発売予定!

***

「現代詩手帖」7月号(発売中)の特集〈藤井貞和が問う〉に
エッセイ「前髪のひみつ」を寄せています。


藤井貞和さんは、多くの詩集・詩論を出され、数々の賞を受賞されている詩人。
私にとっては投稿時代(高校時代)、非常にお世話になった選者(先生)でもあります。
真っ向からの批評は他の執筆者の方にお任せして……
読んだ方に少しでも笑ってもらえたらいいな、とゆるゆる書かせていただきました。
ご笑覧いただければ幸いです。

7月号巻末には、新詩集『屋根よりも深々と』(7月末刊行予定)の広告も!
林芙美子(未刊作品が一冊に!)の隣なのがポイントです(*´`*)

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***

ウェブマガジン「HEATHAZE」での
福間健二さんとのリレー詩連載〈POETRY FOR LIFE〉
第12回「実況中継」がアップされました。


2ヶ月半にわたる連載も、私の詩で最終回を迎えました。
詩の中の言葉、「いきぶかい」は
「生き深い/息深い」、生と呼吸の深さを繋げる言葉として受けとめていただければ。
互いの詩句が詩の中に入り込んできたり、言葉を遊ばせてみたり、交換日記のようでした。
福間さんの詩と向き合ったこの2ヶ月、とても幸せでした!
お読みになる方はこちらから。

***

ナナロク社HPでの恋の詩連載、
第7回「夏の観測席」がアップされました。


この連載では珍しく、やや実体験に重ねて綴ってみました。。
似たような切ない思いをしていた方、実は多いと思うのです。
甘酸っぱい世界観を楽しんでいただければ幸いです。
こちらのページよりお読みください。

***

6月17日(月)の北海道新聞朝刊・文化面に
エッセイ「春雷に耳を許す。」を執筆しました。


ことばのシャツ展での出会い、生まれ育った札幌のこと、
4年目の東京のこと、、率直な思いを綴りました。
少し照れくさいけれど、札幌へのラブレターのような文章です。
  
  



***

詩は人が生きていくために不可欠な存在。
詩を必要としているひとがいる、
詩は求められている。
と、誰かに断言してもらえたら…
そう思っていた時期がありました。

今を生きるための現代詩 (講談社現代新書)

渡邊十絲子 / 講談社


『今を生きるための現代詩』、
5月の終わり、大学生協で見つけてレジに即持っていきました。
というのも、著者の渡邊十絲子さんは私の大好きな詩人
(「大好き」という言葉で唯一形容できる方。でも96年以降、詩集が出ていない…涙)。
一年前にこんなエッセイ(ラブレター?)を書いてしまったほど。

件の『今を生きるための現代詩』。
こんな序章の文章に、私は心底共感し、わくわくしました。

「解釈」ということを、いったん忘れてみてはどうだろう。(略)
もっと素朴に一字一句のありさまをじっとながめて、気に入ったところをくりかえし読めばいいと思う。わたしはふだん自分のたのしみのために詩を読むときは、そのように読んでいる。

人が何かを突然好きになり、その魅力にひきずりこまれるとき、その対象の「意味」や「価値」を考えたりはしないものである。意味などわからないまま、ただもう格好いい、かわいい、おもしろい、目がはなせない、と思うのがあたりまえである。
詩とはそのように出会ってほしい。

詩人ですと名のり初対面のあいさつをして名刺を交換して、そしてかけられる第一声が「わたしは詩はよくわかりません」。そういうことが、しばしばある。文芸雑誌の編集者にすら、そう言われたことが何度かある。そのことばは、オマエハヨソモノダと言っているように聞こえる。

こわい表情で詩はわからないと宣言する人は、いつかどこかで現代詩とはぐれ、そのことをこころのどこかで残念に思っている人だ。
そういう人たちの「あのころ」には詩があったのだろう。

本書は谷川俊太郎、安東次男から川田絢音、井坂洋子まで、様々な詩人の作品を扱いますが、
何より素晴らしい点は、解釈を規定せずに詩の魅力を伝えているところ!
“解説”しない詩の本、希有だと思います。

∮∮∮
先日、著者の渡邊十絲子さんと保坂和志さんのトークショー
〈決めないでいる勇気 ~詩のことば・小説のことば~〉へ伺いました。

これほど清々しい詩に関する話を初めて聴いたように思います。
因果を作品に持ち込むことが、いかに表現にとって悪なのか。
「詩は伝達のための言葉ではない」という渡邊さんの言葉に納得しました。

〈決めないでいる勇気〉とは、
世の中の理屈、流通しやすい言葉に流されずに闘う精神のこと。
〈決めないでいる勇気〉、わたしも主張したいな。
誰かに断言してもらえたら…と思っていたこともあったけれど、
「誰か」なんて、待てないや。
わたし、「今を生きるため」の詩を書こうと思います。


  
  
by moonpower0723 | 2013-07-12 10:23 | 詩の仕事

文学少女は詩人をめざす


by moonpower0723