Nコン作詞/詩手帖、抒情文芸、水色、ねこまに詩/文學界『その暁のぬるさ』書評/あるいは佐々木ユキ

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ふるえる胸をこじ開けて、ここが扉だったと気づく。


第80回NHK全国学校音楽コンクール
高等学校の部の課題曲、作詞を担当いたします。


作曲者は、「聞こえる」の新実徳英さん。詳細はこちらから。

作詞のお仕事をいただくのは、今回が初めて。
歌い手は世代の近い高校生。素直な気持ちで歌の言葉と向き合っています。

私の卒業した高校の合唱部はNコン出場の常連校で、
友達にも合唱を頑張っている子が多くいました。
なので、個人的にも合唱には親しみがあり、作詞のお話とても嬉しかったのです。
(私はしがない美術部員で、合唱部の栄光の陰にひっそりと暮らしていましたがw)
後輩にも愛されて、たくさん歌ってもらえるような課題曲を作ります。


***詩作品***

現代詩手帖 2012年 10月号 [雑誌]

思潮社


「現代詩手帖」10月号に、詩「荒野、さよなら」を執筆しました。

特集は<ニュートランスレーション――翻訳の詩学>。
翻訳に関する、さまざまな作品やエッセイが寄せられています。
私が挑戦したのは
君が植ゑしひとむらすすき虫の音のしげき野辺ともなりにけるかな
(古今和歌集 巻十六・八五三番・御春有助)

この一首を詩に翻訳する、という試みです。
結果的に、翻訳というよりは、歌からインスピレーションを得た作品になりました。

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抒情文芸 第144号―季刊総合文芸誌 前線インタビュー=有馬朗人

抒情文芸刊行会



「抒情文芸」第144号 2012年秋号に、
詩「守り雨」を寄稿しました。


ひとり暮らしをはじめてから、静かに過ごすことが多くなり、
雨の降り始めの瞬間に敏感になりました。
雨音があちこちで膨らんでいき、周囲を包むあの感じを思い出してもらえたらな、と。

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ナナロク社HP内「水色」にて、
連載詩第2回「片袖の魚」が更新されました。


ちょっぴり悲しい恋の詩です。
クリハラタカシさんの漫画とともに、お楽しみいただければ幸いです。
→水色はこちらから。

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詩誌「ねこま」4号(10月中旬発行予定)に
詩「車輪は何を引き裂いたか」を寄稿しました。


同誌の執筆者は、暁方ミセイ、木葉揺、紺野とも、
鈴木一平、そらしといろ、文月悠光、ブリングル、久石ソナ。
10日までにご予約された方には、無料で送付いたします。
ご予約を希望される方は、主宰・久石までメールをお願いします。
ty_iz_sa@yahoo.co.jp(久石ソナ)

***書評***

文学界 2012年 11月号 [雑誌]

文藝春秋



「文學界」11月号に、
鹿島田真希著『その暁のぬるさ』(集英社)の
書評「恋の渇き」を執筆しました。


書評では触れなかったのですが、
表題作を読んだとき、真っ先に「蜻蛉日記」を想起したのですよ。文体も、内容に対しても。
女の恨み節が冴えわたっています。“恋の渇き”に貫かれた一冊です。

その暁のぬるさ

鹿島田 真希 / 集英社


同誌には、大崎清夏さんの詩も掲載されています。

***告知、その他***

◎福間健二監督の第4作、映画「あるいは佐々木ユキ」、
来年1月、ポレポレ東中野にて上映されます!

私も恥ずかしながら出演させていただきました。
映画「あるいは佐々木ユキ」公式ブログ

福間健二さんは、詩集『青い家』で萩原朔太郎賞と藤村記念歴程賞を受賞された詩人さんで、
首都大学の教授をされています。
2年前、福間さんの国立のワークショップにお招きいただくなど、
交流があり、その中で決まった出演でした。
ともかく、試写会が楽しみです。スクリーンを通して、19歳の私にも出会えるかも
(公式ブログに載っている写真、幼いですねー。髪も短い……)。
上映日など詳細が決まりましたら、またお知らせします。

nomazonにて「てにをは少女のひみつ」を紹介していただきました。
ありがとうございます。

nomazonとは? amazonにはない本を紹介しているサイトです。
リトルプレスやフリーペーパーなど、取り上げている「本」のジャンルは様々です。

「てにをは少女のひみつ」とは?
書き下ろしの1行詩の刻まれた鉛筆1ダースがセットになった「本」です。
谷川俊太郎さん、御徒町凧さんのバージョンもあります。
商品の詳細はこちらオブラート制作です。
これを機会に、多くの人に「てにをは少女」に親しんでもらえたらなあ、と思います。

「てにをは少女のひみつ」をはじめ、ポエムカードなど、
オブラート/ポエガールのグッズは、東急ハンズ渋谷店・HINT7にて販売中です!
10日までは、「ポエガール/SUPPORT YOUR LOCAL POET」フェアも開催中。





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中学時代に出会った「聞こえる」、大好きな歌です。
合唱発表会で、他のクラスが歌っているのを聞いて、とっても羨ましかった(笑)。
この歌の作曲者が、Nコンの課題曲を一緒に担当する、新実徳英さん。



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約2ヶ月の長い夏休みが終わってみて、気づいたことがあります。
意外にも、私は大学が好きだということ。
ほんとう、大学が楽しくて仕方ないんです
(この気持ち、いつまで持続するのか、不安ではありますが……)。

3年生の今が一番コマ数多いですし、
大学愛が高まってきているような。
うーん、いいことなのかしら、と疑ってしまう天邪鬼な文月でした。
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by moonpower0723 | 2012-10-07 00:47 | 詩の仕事

文学少女は詩人をめざす


by moonpower0723