お月さまになりたい。

hudukiyumi.exblog.jp ブログトップ

札幌で朗読会/「伊藤比呂美を大いに語る」/女詩会/読売夕刊に詩/中国の文芸誌に掲載/10代最終日

d0101676_23235285.jpg

君にもらった花束を蹴る。

みなさま、いかがお過ごしですか。
ただいま大学は試験期間。皆授業の復習、レポート準備に追われています。
暑いし、忙しいし、早く札幌に帰りたい!
というわけで、4日の前期授業終了後
すぐに帰省して、朗読会に出ることにしました笑。
以前お話しした、勁草書房さんから出る
アンソロジー書籍『ろうそくの炎がささやく言葉』関連のイベントです
(書籍のための特設HPはこちら)。
超豪華な無料イベントです。札幌のみなさま、ぜひご予約ください!
フライヤーもとてもかわいい

ろうそくの炎で本を読もう~月夜の朗読会
@OYOYOまち×アートセンターさっぽろ


闇夜にゆらゆらと揺れるろうそくの炎のもと、音として響く文章に耳を傾けてみる。実際に声にだし、くちびるやのどの振動を感じる。そんなささやかな、けれどもゆたかな夜を一緒にすごしませんか。
札幌の美しい夜、ゆったり、のんびり、朗読のよろこびを味わいましょう。
当日は できたてほやほやの書籍も販売いたします!

■日 時 8月5日(金)19:00(開場18:30)
■場 所 OYOYO まち×アートセンター さっぽろ(http://www.oyoyo16.com/top/
■出演者 倉石信乃(詩人、明治大学准教授) 佐々木愛(美術作家)
        管啓次郎(詩人、明治大学教授) 文月悠光(詩人)     
      +当日サプライズゲストも? 飛び込み参加歓迎。
■定  員 50名(事前予約制、自由席)
■入場料 無料
■共 催  OYOYO まち×アートセンター さっぽろ、勁草書房
■詳 細  勁草書房HP(http://www.keisoshobo.co.jp/
ご予約、お問い合わせ 勁草書房 関戸(sekido@keisoshobo.co.jp)
メールタイトルを「8月5日イベント参加希望」としていただき、本文に氏名(ふりがな)、ご連絡先(電話番号、メールアドレス)、参加人数(お連れ様の氏名)をお知らせください。受付後、返信をお送りいたします。

OYOYOのスペースでは、3年前の夏に朗読したことがあります。
現代詩手帖賞をいただいたばかりの頃で、とても緊張していました。
朗読について、真剣に思い悩んだ記憶が笑。
私がしばらく朗読をやめたきっかけのひとつに、あの朗読会がありました。
今回は、その思い出の場所に立つことができそうで、ふしぎなご縁を感じます。

ろうそくの炎がささやく言葉


書籍も、現在ご予約受付中!↑

*管啓次郎・野崎歓編『ろうそくの炎がささやく言葉』
8月8日配本
A5判、ソフトカヴァー、208ページ
ISBN 978−4−326−80052−0
定価1890円(本体1800円)

8月には、青山ブックセンター本店でブックフェアも開催されます。お楽しみに!

***

『現代詩文庫・続伊藤比呂美詩集』刊行記念イベント
「伊藤比呂美を大いに語る」に出演いたします。

私は1部のシンポジウムと、2部のリーディングに出ます。
伊藤比呂美さんご自身も出演され、みんなで比呂美さんの詩について語ります。

日時*7月30日(土) 開場PM1時30分 PM2時~5時半
場所*葉月ホールハウス(JR西荻窪20分 杉並区善福寺2‐30‐19)

出演*伊藤比呂美、新井高子、田中庸介、水無田気流、蜂飼耳、文月悠光
三角みづ紀、清水あすか、小野絵里華、カニエ・ナハ、大崎清夏、長谷部裕嗣

Ⅰ部 シンポジウム
新井高子、田中庸介、水無田気流、蜂飼耳、文月悠光

Ⅱ部 リーディング
三角みづ紀、清水あすか、小野絵里華、カニエ・ナハ、大崎清夏、長谷部裕嗣、
新井高子、田中庸介、水無田気流、蜂飼耳、文月悠光

Ⅲ部 トーク&リーディング 伊藤比呂美

料金*2000円(+1D)
問合・申込*☎03-5310-3546、hhh@hazukihh.com(同廊)
詳細は、http://hazukihh.com/


***

ことばのポトラック vol.4
詩の朗読会「女詩会」 に出演いたします。

女子会ならぬ女詩会です。
世代様々な女性の書き手が集います。

日時 2011年9月25日 (日)  11:30 open 13:00 start
場所 サラヴァ東京(@渋谷)
料金 3,000円(ブランチ付)【完全予約制】

新川和江さんの詩にあるように、誰だって束ねられたくはありません。「女」という括りが最初浮上したとき、誰もが「今更?」と思ったのでした。しかし一方で、私たちの胸には、ここ何年も、もう死んでしまった女のひとたちの「声」が溜まり続けていました。ここにいるひと、いないひと。 一人の地声、群れの地声。詩のなかから現れる「誰か」の声。(企画:平田俊子&小池昌代)

出演者:稲葉真弓 大竹昭子 平田俊子 小池昌代 ミーヨン  唐作桂子 文月悠光

→ご予約・詳細はこちらのページへ。

***

7月16日の読売新聞夕刊に、
詩「わたしの鳴きごえ」を執筆いたしました。


もう日がだいぶ過ぎてしまいましたが、ご報告だけでも。
新聞って、読者を想定するのがなかなか困難な媒体ですが、
それだけに、書くときはいつもどきどきします。

***

中国の文芸誌「今天」と、台湾の文芸誌「聯合文學」に作品が掲載されました。
両誌とも、東アジアの詩の特集で、
以前ブログに書いた韓国の文芸誌「世界文学」掲載の件と関連する企画です。
日本からは、私のほか水無田気流氏、蜂飼耳氏、小笠原鳥類氏、岸田将幸氏が参加しています。
田野倉康一氏が日本の現代詩に関する文章を寄稿されています
(今年の「現代詩手帖」3月号掲載のものと同内容)。

私は『適切な世界適切ならざる私』収載の「落花水」を「今天」(劉暢訳)・「聯合文學」(張明敏訳)に、
南桂子生誕100年記念展に書き下ろした詩
「骨の呼吸」(田原訳)を「今天」に掲載していただきました。
翻訳してくださった劉暢さん、田原さん、張明敏さん、ありがとうございます。

d0101676_21571540.jpg

「今天」は、色々行き違いがあったらしく、プロフィールの間違いなどがあって、
中国語でほとんど読めないのに、ちょっと笑ってしまいました。
うーん、何人もの人を介しているので、確認していくのも難しくなりますね。
田原さんによると、中国では、とても権威のある雑誌とのことです。

d0101676_21565418.jpg

「聯合文學」はカラーページもあって、とてもおしゃれです!
とにかく表紙がかわいい。
日本の宇治金時もよいけれど、台湾のかき氷(右上)もおいしそう^^

***

「短歌現代」7月号〈詩壇〉の欄(南原充士氏担当)にて、
拙作について取り上げていただきました。


短歌現代 2011年 07月号 [雑誌]

短歌新聞社


詩「ロンド」の引用を交えながら、拙作、作者像を紹介してくださっています。
南原さん、ありがとうございます!

 ∮ ∮ ∮ ∮

2011年7月22日(金)=10代後の

朝、映画「クワイエットルームにようこそ」を観た後、5キロ走りました
(我ながら、よくわからない過ごし方である)。
台風の後、妙に秋めいてしまった東京。澄んだ空と、涼しい風に顔がほころびます。
授業をゆったり終えて、(ちなみに、授業は「蜻蛉日記」の
《疑わしい文を発見》《町の小路の女、発覚》部分の演習発表。
道綱母のぴりりとした和歌といい、兼家の「しばしこころみるほどに」(む!)といい、
とにかく読み手をどぎまぎさせる場面です)

中目黒へ
ホンマタカシ展『about a girl』(@IMPOSSIBLE PROJECT SPACE)をみに行きました。
ホンマタカシがモデル・女優の水原希子を撮り下ろした写真展です。

水原希子について。
その顔立ちや存在感に、率直に惹かれます。
「情熱大陸」取材時の発言に、カリスマ性を感じて、
ときには、こんな話し方をしてみたいものだな、と感心したこともありました。
私の中での巻き起こった〈ハーフの女の子ブーム〉(勝手にw)も、彼女が火付け役でした。
はじめて知ったのは、映画「ノルウェイの森」のミドリ役……
(歯に衣着せぬものいいといい、私はミドリが大好き)。
彼女のくっきりとした顔立ちがレトロなワンピースによく映えていました。

さて展示。レセプション前だったので、会場はとても空いていました。
ベットに横たわり、肘をついたり、しなだれたりする、水原希子の姿。
モデルとは皆そういうものかもしれませんが、
水原は、撮られる際、顔、手、足、あらゆるパーツの角度に気を配るといいます。
だから絵をみながら、私もその肢体の流れを音楽のようにたのしんでいました。
こんなにもやわらかな線、やさしい表情でいて
不意に射るような、際やかな強さを放つなんて、水原希子はやっぱりすてき。
そうして写真に目を凝らしてみると、水原の髪の生え際の影になぜか強く惹かれました。
彼女の手足がシーツに皺をよせ、それが写真全体に大きく咲き誇っています。
それを、じっとみていました。

代官山まで歩き、網中いづる個展『So many memories』(@GALLERY SPEAK FOR)へ。

網中さんの絵は、よく本の装画(カバーイラスト)に使われているので、
見覚えのある方も多いかと。
有名なのは、網中さんの出世作ともいえる林真理子『野ばら』の装画かな。

野ばら

林 真理子 / 文藝春秋


野ばら (文春文庫)

林 真理子 / 文藝春秋



私が最近、とってもいいなあ!と思ったのは、
東直子さんのエッセイ集『耳うらの星』の装画。
ぐんと視界が広がる感じがしませんか。

耳うらの星

東 直子 / 幻戯書房



網中さんと長崎訓子さんのトークが予定されていたため、スペースは大変賑わっていました。
きれいでファッショナブルな装いの女性が多かったです(同業の方かな?にやり)。
展示は装画の原画と、今回のために書き下ろしたシリーズ・So many memoriesが中心。
トークは、イラストレーター同士の話らしく、
制作の様子や仕事の依頼状況について、和やかな雰囲気で語られました。

私、基本的には細部の陰影までしっかり描き込んである絵が好きです。
虫眼鏡になった気持ちで線をじっくり捉えていけるから。
でも、網中さんの絵の簡略化された風景には、すっと息が楽になる。
それは色彩の湿潤。
ゆったりと描かれた草陰に、少女の曖昧な表情に、
いまの自分を投影しているのでしょうか。みる度、本当に印象が変わります。
幅が大きくて、いくらでも遠いところへはばだける気がするのです。
水で薄く溶いたジェッソをスカートにして、舞い踊りたいな!

会場では、ポストカード、フェルトで作った王冠など、オリジナルグッズが多数。
私は、オリジナルTシャツ(キッズサイズL)と、冊子『So many memories』を購入しました。

d0101676_2365938.jpg

冊子の表紙、インクが盛り上がっていて、超ツボでした。
糸かがり綴じなのもポイント高し!(こんなんだから、どーしよーもない)
冊子に、網中さんにサインをいただきました。
少しだけ言葉を交わすことができて、明日、誕生日なんです
(何せ今日は10代最後の一日だからね!笑)とお話ししたら、
「じゃあ、お祝いしなきゃ!」と
ケーキの絵も描いてくださいました。感激!

d0101676_23143139.jpg


ほんとうに、ありがとうございます。


そうして、ホクホク帰りましたとさ。
ケーキ食べたいよう^^


おまけ。
d0101676_23163525.jpg

それぞれの展示のパンフレット、DM(撮る角度が悪くて、すこし絵が歪んでしまったかも)。
パンフレットには、希子ちゃん
(雑誌ではこんなふうにモデルがちゃん付けされるのれす。
けっこうな違和感ですよね、これ)がいっぱい!



いやはや、20年も生きてしまいました。
みなさま、本当にお世話になりました。


    ∮

         


 ∮
[PR]
by moonpower0723 | 2011-07-22 23:20 | 詩の仕事
line

文学少女は詩人をめざす


by moonpower0723
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite