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「真夜中」にエッセイ/詩誌「びーぐる」に新作詩・初期詩/詩誌「ねこま」創刊号に詩

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産声の終息、暗がりを求めて。


「真夜中」№13(4月22日発売号)の
〈COLUMN 眠りの国〉に
エッセイ「女王のベッド」を執筆いたしました。


季刊 真夜中 No.13 2011 Early Summer 特集:映画が生まれるとき

リトル・モア



イラストレーターの前田ひさえさんが絵をつけてくださいました。
淡い色遣いに、イメージが掻き立てられます^^
高校生の頃から憧れていた雑誌「真夜中」に執筆することができて、
感無量です。胸がいっぱいになりました。
〈眠り〉をテーマにした文章、ということで、
この機会に〈眠り〉に関するさまざまな思い出を掘り起こしてみました。

映画特集である同号、“どきどき”が溢れています。
近藤聡乃さんのページが面白くて、何度も開いてしまいます。
また、〈特別寄稿〉「震災とカメラ――東京、宮城、岩手」と題された
岩淵弘樹さんの日記風の文章は臨場感にあふれており、強く引きつけられました。

「真夜中」、本当に素敵な雑誌なので、ぜひお手にとってみてください。

◎ 「びーぐる」第11号に詩「“わたし”の芽」
初期詩篇として「かく」を寄稿いたしました。


毎回興味深い「びーぐる」の特集。
今回は、「時を越えて 新作詩篇と初期詩篇」と題し、
書き手としてのキャリア、世代も様々な21人の詩人
(谷川俊太郎さん、新川和江さん、北川透さん、佐々木幹郎さん、
池井昌樹さん、野村喜和夫さん、新井豊美さん、倉田比羽子さん他)の
書き下ろし新作と初期作品、初期作品に関するコメントを掲載しています。

初期作品は文字通り、第一詩集以前の未発表作品が望ましいが、
第一詩集、第二詩集あたりのものでもよい、とのことでした。
私は第一詩集『適切な世界の適切ならざる私』収載の一番古い作品が、
14歳の頃のものだったので、それ以前の作品を、と思い、
小学5、6年頃(はっきりと覚えていませんが)に書いた「かく」という詩を寄稿しました。
蓋を開けてみれば、昭和11年を出発として様々な時代の作品が集まりました
(高校生の頃の作品はいくつかありましたが、小学生は文月だけでした汗)。
殆どが私の生まれる前に書かれた詩篇です(先輩ですね)。

新作詩「“わたし”の芽」の方は、ちょうど
「かく」を書いていた年頃の出来事を思い起こしながらしたためました。
初期詩篇と共に、ご笑覧いただければ幸いです^^;

「びーぐる」のご注文は、miotsukushi@s9.dion.ne.jp(澪標)へどうぞ。

◎詩誌「ねこま」創刊号に詩「水脈の手」を寄稿いたしました。

手のひらサイズの小さな同人誌を久石ソナさんが創ってくださいました。
猫好き同人はそらしといろ、井上法子、木葉揺、ブリングル、久石ソナ、文月悠光です。
今年、第49回現代詩手帖賞を受賞されたブリングルさん他、
「現代詩手帖」投稿欄の注目の新人が、寄稿しております。

それにしても……、高校2年生の春にいただいた現代詩手帖賞、
もう第49回なんですね。自分で書きながらびっくりしました笑。

ご希望の方は、ご予約の旨と送付先を、
ty_iz_sa@yahoo.co.jp(代表:久石)へお送りください。


*ご予約は30日まで。部数には限りがありますので、お早めにどうぞ。




現代詩手帖 2011年 05月号 [雑誌]

思潮社



詩手帖5月号は、震災特集。
このブログでも紹介した、和合亮一さんのツイッター〈詩の礫〉
44頁にわたって掲載されています。

震災に関する作品・エッセイを、
何か手繰り寄せていくように読んでいるところです。
それぞれの詩人の境遇は様々ですが、皆
非常にエネルギッシュに書かれている印象を抱きます。
詩のことばは負けない、と思いました。

東京日仏学院にて連日開催中のイベント〈詩人の春〉。
http://www.institut.jp/ja/evenements/10794
明日28日、イベント終了後のパーティー(20時半頃から?)にて、
トルタの河野聡子さん・山田亮太さん、サンズイさん、ブリングルさん、大崎清夏さん、
中田健太郎さん、カニエ・ナハさん、関口文子さんと共に朗読パフォーマンスを行う予定。
何がどうなるかは、本人にも不明です……(おい)。
一般の方のご入場は難しそうですが、面白いことになりそうで楽しみ。



とびうつれ。
by moonpower0723 | 2011-04-28 00:00 | 詩の仕事

文学少女は詩人をめざす


by moonpower0723