本日の中日新聞の中高生Weeklyにインタビュー掲載。
2011年 01月 17日
冬の風と打たれる頬の、どこまでもあたし。
1月17日(月)中日新聞朝刊の
“中高生Weekly”という中高生向けのページに、
インタビュー記事が掲載されました。
昨年12月、東京へお越しくださった記者Nさんと
中高生記者のみなさんから、インタビューを受けました。
中高生記者の質問は、大人の記者さんが到底思いつかないような、
少々変わった視点のものが多く、とても新鮮でした。
楽しみながら(勝手に同世代と思って笑)、お話しすることができました。
Nさん、中高生記者のみなさん、ありがとうございました!
お手に取る機会のある方は、ぜひご覧ください。
*再び宣伝*
現在発売中の「現代詩手帖」1月号
特集<現代日本詩集2011>に
詩「余白を孵す。」を執筆いたしました。
この詩を書いているときはとにかく調子が悪くて、
粘土のようにこね続けた末、推敲段階で10回以上書き直しました。
私が読むとそのときの泥沼を思い出すので
何とも具合が悪いのですが、
読み手には楽しんでいただける作品になったのでは、と思います^^;
「現代詩手帖」は大型書店(ジュンク堂や紀伊国屋などの)文芸誌コーナーに並んでいます。
ぜひお手にとってご覧ください。
ネットからのご購入は、思潮社HPからどうぞ!
→http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/item_312.html
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六本木詩人会ホームページに
詩「黄色い翅」をアップしていただきました。
詩「黄色い翅」は10月12日から24日にかけて、札幌のテンポラリースペースにて行われた展示
<昆テンポラリー展「札幌の昆虫を素材にして」>にて発表した作品を改稿したものです。
こちらからぜひお読みください↓
http://www.roppongi-shijinkai.net/20101228-1938.html
なお、六本木詩人会の文月悠光まとめページはこちらです↓
http://www.roppongi-shijinkai.net/author/fuduki
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開 催 中 ! !
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション展覧会
「南桂子生誕100年記念展 きのう小鳥にきいたこと」
―谷川俊太郎、蜂飼耳、文月悠光、三詩人の詩とともに―
展示詳細:http://www.yamasa.com/musee/guminami.html
開催期間:2011年1月8日(土)~3月21日(土)
会場:ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
*住所:東京都中央区日本橋蛎殻町1-35-7 こちらをご参照ください。
*開館時間
11:00 ~ 17:00(最終入館16:30。土日祝は10:00 開館。)
*休館日
(1/10、3/21 は開館)、1/11、2/20
※2/20(日)はイベントの為、終日休館いたします(cafe もお休み)。
*入館料()内は20名以上の団体料金
大人:600円(500円)
大学生・高校生:400円(300円)
中学生・小学生:200円(150円)
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先日このようなページを発見しました。
あの“不適切”詩集が、神奈川県のある高校の推薦図書に?笑
しかも、どなたか紹介文まで寄せてくださっています。
びっくりして、ツイッターにてつぶやきましたところ、
件の高校の学校司書さんが、私のツイッターをフォローされていたらしく、
わざわざメールでご連絡をくださいました。
そして司書さんを通じて、
紹介文を書いてくださった高校3年生の図書委員Tさんからもメールをいただきました。
Tさんから許可をいただきましたので、
オリジナルの紹介文を以下に引用させていただきます。
あか信号を渡れない小学生たちにむかって、
「たくさん轢かれてみよう。」
処女詩集で、ふづっきー節全開だ。
彼女の言葉は放たれる。
「靴がない!
私は嬉々となって走り出して。」
14歳から17歳のあいだにつむがれた詩篇たち。
整列されないことば。
ふづっきーの詩のおくには、いつもするどいまなざしが、ある。
いくらコーサンで中原中也賞を受賞しても、文月は「適切ならざる
文月。」
ひとりで詩を書きつづけることは、きっと最良の裏切りだ。
ふづきゆみすてき!
こどもたち、たくさん轢かれてみよーぜ。
この紹介文の文体も独特で、しびれますね^^
いま高3のTさんは、大学受験の真っ只中。
悔いの残らないよう、頑張ってほしいと思います。心から応援しています。
素敵な紹介文、本当にありがとうございました!
by moonpower0723
| 2011-01-17 18:05
| 詩の仕事