謹賀新年/詩手帖1月号に詩/六本木詩人会に詩アップ。
2011年 01月 03日
額に汗して夢を見ている。
みなさま、遅ればせながら
新年明けましておめでとうございます。
2011年も創作活動ほか、精進していきたいと思います。
宜しくお願いいたします。
今年も沢山の方との素敵な出会いがあるといいな^^
みなさまにとっても、よいお年になりますよう
心よりお祈り申し上げます。
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現在発売中の「現代詩手帖」1月号
特集<現代日本詩集2011>に
詩「余白を孵す。」を執筆いたしました。
この詩を書いているときはとにかく調子が悪くて、
粘土のようにこね続けた末、推敲段階で10回以上書き直しました。
私が読むとそのときの泥沼を思い出すので
何とも具合が悪いのですが、
読み手には楽しんでいただける作品になったのでは、と思います^^;
「現代詩手帖」1月号には、他にも多くの書き手の新作が掲載されています。
超豪華ですね(以下、敬称略にて失礼いたします)。
朝吹亮二、天沢退二郎、荒川洋治、安藤元雄、井川博年、池井昌樹、井坂洋子、
石牟礼道子、伊藤比呂美、稲川方人、江代充、岡井隆、小川三郎、粕谷栄市、
岸田将幸、北川透、城戸朱理、金時鐘、小池昌代、佐々木幹郎、白石かずこ、
新川和江、杉山平一、鈴木志郎康、瀬尾育生、高貝弘也、多和田葉子、辻井喬、
鳥居万由実、中江俊夫、長島三芳、中村稔、野村喜和夫、長谷川龍生、蜂飼耳、
平田俊子、平林敏彦、広瀬大志、藤井貞和、水無田気流、牟礼慶子、山田亮太、
吉田文憲、四元康祐、和合亮一、新藤凉子+河津聖恵+三角みづ紀
「現代詩手帖」は大型書店(ジュンク堂や紀伊国屋などの)文芸誌コーナーに並んでいます。
ぜひお手にとってご覧ください。
ネットからのご購入は、思潮社HPからどうぞ!
→http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/item_312.html
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六本木詩人会ホームページに
詩「黄色い翅」をアップしていただきました。
詩「黄色い翅」は10月12日から24日にかけて、札幌のテンポラリースペースにて行われた展示
<昆テンポラリー展「札幌の昆虫を素材にして」>にて発表した作品を改稿したものです。
こちらからぜひお読みください↓
http://www.roppongi-shijinkai.net/20101228-1938.html
なお、六本木詩人会の文月悠光まとめページはこちらです↓
http://www.roppongi-shijinkai.net/author/fuduki
*12月18日に六本木詩人会代忘年会イベントへお越しくださったみなさま、
ご出演されたみなさま、ありがとうございました。
文月はプログラムⅡで、井坂洋子さん、杉本真維子さんとお話しいたしました。
「詩の対極にあるものは何だと思いますか」という井坂さんの問いかけに
杉本さんは「株価」、井坂さんご自身は「生活」と答えられました。
咄嗟に私は「ことば」と口走りました。
ことばにならない、何らかの光景を指し示すために、
わざわざ詩というかたちで書いているのだと思います。
ああでもない、こうでもない、と道を拓いていくうちに
ことばを回避しながら綴っているような気さえすることがあります。
そういえば「詩よ、ことばにならないで。」というエッセイを書いたこともありました。
詩の対極については、イベント終了後の懇親会でも話題にのぼり、
野村喜和夫さんは「文学」とのことでした(「理由はきかないでください」だそうです笑)。
みなさまは、詩の対極についてどう思われますか。
by moonpower0723
| 2011-01-03 11:54
| 詩の仕事