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「週刊読書人」に百年文庫創刊へのエッセイ執筆/父の歯ブラシ

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発するほどに甘くなれたら

「週刊 読書人」10月22日号に、
ポプラ社の百年文庫創刊についてのエッセイ
「まだ見ぬ“汝”たち」を寄せています。


百年文庫は「漢字一文字で一冊に編む」がコンセプトの短篇アンソロジー。
創刊タイトルは50巻。「絆」「月」「憧」など。
日本の近代小説と海外小説が同じ1冊に収められているなんて、刺激的ですね。
装丁(ぜひカバーはずして、一冊一冊確かめてほしい!)が素晴らしい。
私が書かせていただいたのは、「汝」の巻について。
吉屋信子、山本有三、石川達三の組み合わせにはびびりましたが、大変面白かったです。
ゲラの状態で1冊読み通すなんて、なかなか無い体験で新鮮でした^^

「週刊 読書人」には、そのほか
辻井喬さん、岡崎武志さん、遠藤譲さんのエッセイも掲載されています。
百年文庫のブログでも紹介していただきました。
書店に並んでいるのは、28日ごろまでです。

ちなみに、百年文庫の51~100巻のラインナップも発表されました→こちら
個人的には「花」の顔ぶれが気になります。おとめなんで、いちおう。




父の来襲であります。

今日、父が仕事の関係で東京へ訪ねてきました。
新宿で一緒にお昼ご飯を食べました。
その際、歯ブラシを2本くれたのですが
(他には斎藤美奈子の文芸時評、新聞の本のコーナー、
綿谷りさのグラビアページなどの切り抜きなど)、
私の引き出しの中には新品の歯ブラシが既に4本……汗。
今回で6本になっちゃいました。
消耗品なので、とてもありがたいのだけれど。。
虫歯が痛むときと、歯ブラシをもらうときだけ、
わたしって歯科医の娘なんだよなあ、としみじみ思い出します。
父は元気そうで、相変わらず仕事で駆け回っているようでした。
実家の母の様子を伺うなど。

それにしても、実家を離れた子供に親が「送りたい」と思うものって
パターンがあるのか、殆ど変わらないんですね。。
母は荷物の中に必ず煮豆の袋(フ●ッコ)を2袋入れてくるので、
(しかも同じ豆ばかり汗)賞味期限内では食べきれないくらいです汗。
父からも会うたびに歯ブラシをもらっているような気がします。
黄色、朱色、群青色、蛍光イエロー、モスグリーンと、色もさまざま。。
わたくし、理系一家の反逆者として、孤独な戦いを強いられた長女でありました。
東京という場所にもう少しこだわって、奮闘したいです。

昨日は、国立にて福間健二さんの詩のワークショップにゲスト出演。
拙い話と朗読でしたが、みなさん耳を傾けてくださり助かりました。
たくさんご質問をいただき、深く考えさせられました。
ありがとうございました!
福間さん、とっても優しい。。。けれど、独特の存在感をお持ちの方。
詩人であると共に、映画作品も精力的に撮られています。
三角みづ紀さんなどもいらしてくださり、終始和やかな教室でした。
真摯に詩を書かれている方がこんなに多くいらっしゃって、
ひとつの空間に集っている、という事実に心が慰められました^^

懇親会を終えた後、見上げた空にお月さま。
満月にほっと息をつきました。
うん、がんばろう。

喉が痛むのが少し気になります。
東京も本当に寒くなりました。
来週のイベントのためにも体調を整えなくては^^;
by moonpower0723 | 2010-10-24 23:28 | 詩の仕事

文学少女は詩人をめざす


by moonpower0723