ユリイカ4月号に受賞の言葉、詩ほか/東京自堕落生活

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ユリイカ2010年4月号 特集=現代ピアニスト列伝 アルゲリッチ、内田光子、ブーニン、ポゴレリチ、辻井伸行・・・鍵盤と指先の肖像

青柳 いづみこ / 青土社



背骨の階段を、つつっと今駆けおりていくから、まだ振り返らないで。


「ユリイカ」4月号にて、<第15回中原中也賞発表>。
受賞の言葉、詩集『適切な世界の適切ならざる私』から5篇の抜粋、選評が掲載された。
選考委員の方がそれぞれどう思われて選んでくださったのか、
私自身も気になるところだったので
(受賞者といえども、新聞ぐらいからしか情報が入らない。ツイッターとか笑)
4月号の刊行が楽しみでもあり、恐ろしくもあった。
読んだ後のいまも、実はまだ怖い。
怖いのは表紙。
ピアノの鍵盤、端を写す余地が無かったのだろうか。
おかげで、鍵盤が途切れることなく、どこまでも引き延ばされていくようで。
私の頭を一周するようで。ごめん、私はメリーさんのひつじしか弾けないのだ。
だから、黒鍵だけは許してくれるよね、ね。

六本木詩人会の会員、橘上さんの詩も掲載されております。
ご興味を持たれた方は、書店にてお求めください。

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札幌のジュンク堂書店にての写真・詩の展示「蕾と花のあいだ」
おかげさまで、連日盛況のようです。
ありがとうございます。
200円の手作り小冊子も好評です。
30日までやっておりますので
まだ行かれていない方は、
余裕を持って足を運んでいただければ幸いです。

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東京生活を始めてから一週間が過ぎた。
こっちに来てから、一日を妙に長く感じるようになった。

今朝、赤いエナメルで爪を彩ってみた。
18歳にして、マニキュアを塗るのは初体験に等しい。
元来不器用な私だから、かなりお粗末な出来栄え。
赤は好きで、自分でも好きだとわかっていて、何でも赤を選んでしまうのだけど
マニキュアの赤だけはさすがに気恥ずかしくなった。
大好きな赤なのに、絶望的なほど似合わないのだ。
せっかく塗ったのだから、とそのままでコソコソ大学へ行ったのだが
4限目、隣席の友人からついに突っ込まれてしまった。
この記事を書き終わったら、早いところ落してしまおう。
キーボードの上を赤い血玉が躍っているなあ。それを見ているのは心地が良い。
赤色の、これは自分の指ではない、
これは自分の指ではない、と打っているのも紛うことなき自分の指。
赤い爪が似合うようになるまで、あと何光年を要するか?

とうとう自堕落が露呈してきた。
節約中にも関わらず、駅前の古本市で3冊を連れて帰ってきてしまった。
しかし、まったく罪悪感が無い笑。

以下、戦利品報告。


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♦吉行 淳之介 著、 米倉 斉加年 絵
「女のかたち」  ¥200


♦宮本百合子 著
「婦人と文学」  ¥100



♦倉橋由美子 著
「わたしのなかのかれへ 全エッセイ集」  ¥300


これらを抱き、会計へと歩きだしたとき、
我ながら、なんて嫌な趣味だと狼狽した。
一時間半以上、古本市に入り浸った結果、
お金を払いたいと思ったのが、たまたまこの3冊。
偶然だが、結構痛い組み合わせである。
「女のかたち」はひとめ惚れ。米倉氏の絵に誘惑された。
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by moonpower0723 | 2010-04-07 23:24 | 詩の仕事

文学少女は詩人をめざす


by moonpower0723